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2007/09/09(日)
彼に代わってモデルが試着 パリの最新ショッピング
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Houstonの天気(34℃/24℃) ----------------------- 【巷話】彼に代わってモデルが試着 パリの最新ショッピング事情
ブリュッセル――夫や恋人の買い物ぎらいに悩む女性客のために、下着姿の男性モデルを配置した店がある。デパートの中をくまなく歩き回る時間がない時は、アシスタント係の店員が似合いそうな服を探して来てくれる。欧州有数の買い物天国と呼ばれるパリのショッピング事情は、日々さらに進化を遂げているようだ。
男性向けカジュアルファッションの店「セリオ」では昨年から、男性モデルによる試着サービスを開始した。約2000人の応募者の中から、さまざまな身長、体重のモデルを採用。店内では全員、赤いブリーフだけを身に着けて待機している。女性客はパートナーの体型に合いそうなモデルに試着を依頼して、買い物を楽しむことができる。
「とっぴなアイデアかと思いましたが、おかげで売り上げは急上昇です」と話すのは、サービスを考案したロマン・マルタンさん。「下着姿の男性を見ると、何か着せてみたいという心理が働くのでしょう」と、笑顔で語る。
一方、市内の大手デパート、ギャラリー・ラファイエットでは、広大な店内で効率よく買い物を済ませたい来店客のために、アシスタント係が各売り場を回って候補の商品をそろえてくれる。
リクエストされる商品はパーティードレスからスニーカーまで、さまざま。料金は、3時間の買い物で150ユーロ(約2万3600円)前後だ。係の1人、イザベルさんは「ご希望の商品を一皿に並べるようにして紹介するのが私たちの仕事。病気の時は医者に、法律で困ったら弁護士に相談するように、ショッピングもプロに任せて」と胸を張る。
さらに、パリの街に慣れていない旅行者には、好みに合わせてオーダーメードの買い物ツアーを企画してくれる専門家も登場した。ファッションジャーナリストは、1日600ユーロ(約9万4400円)、半日400ユーロ(約6万2900円)の料金で、市内のブティックなどをめぐる個人ツアーを実施している。「ガイドブックに載っているシャンゼリゼ通りや大手デパートばかりでなく、街角の小さな店やフリーマーケットを見てほしい」と「そんな店にこそ、本当にフランスらしいファッションがあふれているのです」と、力を込めた。
最近はいろいろなビジネスが考えられるのですね。でも高いですね。(笑)
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