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2007/08/29(水)
優秀な麻薬探知犬が盗まれ、代わりに雑種犬が
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Houstonの天気(32℃/23℃) ----------------------- 【巷話】優秀な麻薬探知犬が盗まれ、代わりに雑種犬が メキシコシティ──メキシコの優秀な麻薬探知犬が移送途中の空港で盗まれ、代わりに雑種犬が残されるという事件が発生した。治安省の報道官は26日、ロイター通信に対し、「諜報部員の誘拐と同じだ」と、憤っている。
盗まれたのはベルジアン・マリノアのレックス4世。厳しい訓練を受けた、優秀で、メキシコでもエリートの麻薬探知犬。米国や南米での麻薬摘発でも活躍していた。
レックス4世は他の警察犬7頭と一緒に、北部シナロア州での麻薬捜査のため、メキシコシティから空路、マサトランに向かった。 ところが、マサトランに到着した飛行機からは、レックス4世の姿が消えて、雑種の犬が置かれていた。
捜査の結果、メキシコシティの空港のカウンターで、警官になりすました何者かが航空会社社員に対し、レックスの調子が悪いと主張して、雑種犬と入れ替えていたことが判明した。
治安省の報道官は、「これまでに、こんな事件は聞いたことがない」と述べ、レックス4世が麻薬取引人らに悪用されないか、心配している。
今は、まるで、映画が作れそうなストーリーですね。
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