|
2007/07/20(金)
チリソース缶にボツリヌス菌、4人入院
|
|
|
Houstonの天気(28℃/23℃) 朝のうちは雨 ・時々晴れ ----------------------- 【texas】チリソース缶にボツリヌス菌、4人入院 米国
ワシントン──米食品医薬品局(FDA)は18日、ボツリヌス菌が混入した恐れのあるホットドッグ用チリソース缶が流通しているとして、製造会社や製造年月日に注意するよう、警告した。すでに、テキサス州とインディアナ州で、ボツリヌス毒による中毒患者4人が発生しているという。
ボツリヌス菌が混入した恐れがあるのは、キャッスルバリーズ社の10オンスと15オンス缶のホットドッグ用チリソースやチリ・ビーンズ、コーン・ビーフ・ハッシュなど、10製品。賞味期限が2009年4月30日から同5月22日までのもの。キャッスルバリー社は、ウェブサイトなどを通じて、リコールを呼び掛けている。
ボツリヌス菌がつくるボツリヌス毒素による中毒で入院したのは、テキサス州で子供2人と、インディアナ州のカップル。いずれも病院で手当てを受け、回復する見込み。
ボツリヌス毒素は毒性が非常に高く、体がまひする中毒症状を示し、重篤な場合は呼吸困難に陥って死亡する。日本では1984年に、熊本名産の「からしレンコン」でボツリヌス菌が繁殖し、11人が死亡している。
|
|
|