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2007/06/07(木)
「人工礁」目指した古タイヤが環境汚染の元凶に
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Houstonの天気(34℃/23℃) ----------------------- 【環境】「人工礁」目指した古タイヤが環境汚染の元凶に除去へ
フロリダ州フォートローダーデール──米フロリダ州の沖合に1970年代、自然が豊かな「人工礁」を目指して、多くの古タイヤが海底に沈められた。しかし、この古タイヤ自体が環境汚染の元凶であることが判明。環境を回復させるため、米陸海軍が協力し、2010年までに約200万本の古タイヤを除去する計画が始動した。
古タイヤは1972年から、沖合約1.6キロの海底に沈められた。「人工礁」が目的だったがほとんど役立たず、反対に古タイヤが分解されて化学物質が海中に出たり、タイヤをまとめていたナイロンや鉄製の紐や杭などがばらけてゴミとなって海岸部に押し寄せ、サンゴや海洋生物の脅威となっていたという。
米連邦政府の海岸委員会が計画し、4日から始まった。陸軍と海軍のダイバーが、救助訓練の一環としてタイヤを引き上げていく。引き上げたタイヤは、ジョージア州にある施設に運び込み、再生紙工場の燃料として再利用する。
沈める前に少し考えるべきでは・・上下の損害では・・
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