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2007/06/18(月)
新種の麻薬「チーズ」、中学生らにまん延
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【テキサス】新種の麻薬「チーズ」、中学生らにまん延
米テキサス州ダラス(CNN) 当地周辺に最近、「チーズ・ヘロイン」と呼ばれる新種の麻薬が出回り、地元・連邦当局が警戒を強めている。中毒性が高く、わずかな金で入手できることから、中学生らの間で急速に広がり、過去2年間で十代の若者21人が死亡した。
チーズ・ヘロインは、メキシコ産のヘロインに、抗ヒスタミン薬ジフェンヒドラミンを含む市販薬を砕いて加えた混合物。ダラス警察の刑事によれば、「どちらにも中枢神経を抑制する作用があるため、体内のすべての動きを鈍らせてしまう。心臓も次第に拍動が遅くなり、ついには停止に至る」という。
黄色っぽい粉末状で、外見が粉チーズに似ていることからその名がついたとも言われている。1グラムが10ドル、1回分2ドル前後で手に入るため、子どもが危険性を知らずに手を出してしまうケースも多い。
ダラス地区では過去1年間にチーズ・ヘロインの所持で146人が摘発され、前年の90人を大きく上回った。また同市内の薬物中毒治療施設、フェニックス・ハウスでは、「子どもが『チーズ』を使っている」という保護者からの相談が急増。昨年9月までの1年間に69件、同月以降136件以上も寄せられている。
ダラス警察は地元の学校と協力し、チーズ・ヘロインの危険性を訴える運動を展開。特別授業や講演会、保護者会のほか、地元テレビ局を通した呼び掛けや、窓口となるホットラインの設置などに取り組んできた。先日、市内の中学校で実施した講演では、「チーズ使用者を知っている人は」との問い掛けに、ほぼ全員の生徒が手を挙げたという。
怖いですね。今の子供たちは何となく、新しいことがあると、直ぐに手を出すみたいですね。
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