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2007/02/01(木)
米傷痍軍人リハビリ施設開設
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【テキサス】米傷痍軍人リハビリ施設開設
米テキサス州サンアントニオ──米陸軍は２９日、傷痍（しょうい）軍人向けリハビリテーション施設を開設した。この日行われた記念式典には、ペース統合参謀本部議長と、２００８年次期大統領選出馬を表明したヒラリー・クリントン上院議員（民主党、ニューヨーク）、出馬準備中のジョン・マケイン上院議員（共和党、アリゾナ）など３２００人近くが出席した。
施設は、慈善団体イントレピッド基金が民間から集めた寄付金５０００万ドルで建設された。ガラス張りの４階建てで、面積５５００平方メートル余り。ロッククライミング用の壁、ボードを使って背筋や腹筋のトレーニングを行う波のプール、平衡感覚などの回復用にコンピューターで３６０度の仮想現実空間を作り出す装置などが整っている。従来ブルック陸軍医療センターで実施されてきたリハビリプログラムは、今後この新施設に移転する。
手足を失った米兵はイラク開戦以来２万人前後まで増加し、足を失った５００人余りの大半は路上爆弾事件の被害者。こうした米兵は以前、軍の厳しいリハビリプログラムを経て退役軍人局に引き渡されたが、２００３年のイラク開戦以降は軍の管理下に留められている
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