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2007/12/04(火)
人気集める南極観光
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Houstonの天気(18℃/-3℃) 今朝は一番の寒さでしたが、そんなに寒くは感じませんでした。 -----------------------
【world】人気集める南極観光 規制不在の「真空地帯」
チリ南部 南極大陸沖合で発生した観光船の沈没事故をきっかけに、南極観光にともなう危険や、環境への影響を懸念する声が強まっている。南極大陸を訪れるクルーズの人気が高まっているにもかかわらず、これを規制する機関、法律がないためだ。
チリ海軍当局などによると、サウスシェトランド諸島付近で先月23日、観光船「エクスプローラー」が氷塊に衝突、浸水した。乗員乗客154人は、近くを通過していたノルウェーの観光船に全員救助されたが、船はその後、沈没した。
南極海を行き交う観光船は、年々増加の一途をたどっている。訪れた観光客の数は、92‐93年の約6700人から、昨シーズンは約2万9500人に膨れ上がった。
だが、南極大陸はほかの観光地と違い、どこの国の領土でもない「真空地帯」だ。 過去に英国など7カ国が領有権を主張したが、いずれも承認されず、1959年、領有権主張の凍結や軍事利用の禁止を定めた南極条約が調印された。条約協議国会議が毎年開かれ、環境保護のための議定書などを採択しているが、強制力はない。
一方、業者の自主規制によって「安全で環境に配慮した観光」を目指す国際南極旅行業者協会には、現在99社が加盟している。ただ、南極クルーズには未加盟の企業も数多く参入しており、こうした企業に同協会の方針に従う義務はない。
エクスプローラーも同協会のメンバーだった。南極地方は10月から夏のシーズンを迎え、氷塊も比較的少ない状態だったうえ、船体は二重底になっていたが、それでも事故は発生した。
色々問題もあるのでしょうが、世界のルール協会なんてないのかな・・
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