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2007/11/26(月)
テキサス州の無人町、ネット競売で落札
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【生活】テキサス州の無人町、ネット競売で４億円で落札
米テキサス州サンアントニオ──定住者がおらず、民家が１軒しかない米テキサス州のアルバート町（面積５万３０００平方メートル）が、インターネット競売大手イーベイに出品され、２３日に３８０万ドル（約４億２０００万円）で落札された。落札者はイタリア在住という。
アルバートはサンアントニオ北方９６キロに位置し、週末に空き店舗を利用した居酒屋が開業する。このほか町にあるものは、築８５年のダンスホールやトラクター置き場、寝室３室の民家、果樹園のみ。
出品者である不動産仲介者のボビー・ケーブ氏（４７）は売買成立前に、イーベイ出品の合法性を確認しなければならない。同氏によると、イーベイを通じた通常の物品の取引とは異なり、不動産については契約上の義務が存在しないため、イタリア在住の落札者に落札代金の支払いを強要することは法的に不可能とみられる。
競売の最低価格は、２５０万ドル（約２億７０００万円）に設定されていた。仮に競売による売買が成立しない場合も、ケーブ氏に対して純粋に購入に関心を示している人物は５人いるという。
イーベイで競売にかけられた町の第１号は、カリフォルニア州北部のブリッジビルで、２００２年と昨年の２度出品・落札された。
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