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2007/11/19(月)
「エスカレーターより階段を」大きな効果
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Houstonの天気(23℃/17℃) ----------------------- 【サイエンス】「エスカレーターより階段を」呼び掛けで大きな効果と
ロンドン(AP) 「階段を使うと心臓病が予防できます」――郊外のショッピングセンターに掲げられた呼び掛けのポスターで、エスカレーターの代わりに階段を選ぶ買い物客が2倍以上に増えたとの研究結果を、英国の心理学者らがこのほど発表した。
健康増進に関する米専門誌に掲載された報告によると、同氏らのチームは英西部コベントリーのショッピングセンターにある15段の階段の上り口に、カラフルなポスターを掲示し、6週間にわたって買い物客8万2000人以上の反応を調べた。
階段の隣にはエスカレーターがあり、普段階段を使う客は約4%。しかし、掲示後はその割合が10%近くまで増えたという。さらに上の階から降りる時も、階段を使う人が25%増加した。上からだとポスターは見えないが、一部の客は上った時に見た呼び掛けを覚えていて、意識的に階段の方を選んだとみられる。
1回階段を使ったからといってすぐに健康増進につながるわけではないが、エスカレーターを避けるのが習慣になれば、運動の効果が期待できる。同氏らの推定によれば、毎日7分間の階段上りで、心臓病になる確率が約60%も下がるという。
階段を上る運動では、引き上げなければならない重さが大きいほど、つまり肥満傾向が強いほど、消費カロリーが多くなり、それだけ効果も大きくなる。「エアロビクスや水泳をやろうとは思わない肥満者も、階段なら上ろうという気になるだろう。そうすれば知らず知らずのうちに運動を続けられる」と、階段上りの利点を強調している。
そうですね、家にいてもやはり階段なら・・と思ってしまいます。(笑)
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