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2007/01/20(土)
「バイアグラ」の多量摂取で嗅覚が低下
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Houstonの天気(9℃/6℃) ----------------------- 【USA】「バイアグラ」の多量摂取で嗅覚が低下
ニューヨーク──製薬大手ファイザーの勃起不全 (ED) 治療薬「バイアグラ」の主成分であるクエン酸シルデナフィルを多量に摂取すると、「におい」をかぎ分ける「嗅覚(きゅうかく)」が低下すると、ドイツ・ドレスデン大学医学部の研究チームが17日、泌尿器学会誌1月号に発表した。
研究チームは健康な若い男性20人を対象に、クエン酸シルデナフィルを100mg、50mg、0mgの偽薬(プラセボ)を投与。その後、「におい」の種類や強さなどをどのように感じるかを調べた。
その結果、100mgのクエン酸シルデナフィルを投与されたグループでは、著しく嗅覚の低下が認められたという。しかし、50mgの場合は、偽薬とほぼ変わりがなかった。
研究チームは、多量のクエン酸シルデナフィル摂取により、「鼻づまり」の状態になって、嗅覚器官の感受性が低下したとしている。
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