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2006/09/14(木)
強奪から戻ったムンクの「叫び」、損傷部分を公開
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Houstonの天気(33℃/20℃) ----------------------- 【エンタテインメント】強奪から戻ったムンクの「叫び」、損傷部分を公開
オスロ――強奪から約2年ぶりに発見されたノルウェーを代表する画家エドバルド・ムンクの代表作「叫び」と「マドンナ」について、オスロのムンク美術館が12日、損傷部分の写真を公開した。「叫び」は落とされた様で角の1カ所がへこんでおり、「マドンナ」には2カ所の裂け傷があった。修復に、約1カ月ほどかかるという。
両作品は2004年8月、ムンク美術館で鑑賞者の目前で、武装集団によって白昼強奪された。行方がわからなくなっていたが、今年8月31日にノルウェーの警察が発見。美術館で損傷度などを調べていた。
武装集団は、追跡装置が仕組まれていることを恐れ、額縁から作品を取り出し、むき出しのまま奪っていた。このため、何らかの衝撃で「叫び」の右上角がへこんだと見られている。
また、「マドンナ」は裂け傷のほか、キャンバスを張る枠が2カ所、折れていた。
両作品は修復作業に入る前に、数週間だけ一般公開される予定だが、日程はまだ明らかになっていない。
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