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2006/08/25(金)
冥王星を太陽系の惑星から除外
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Houstonの天気(34℃/23℃) ----------------------- 【サイエンス】冥王星を太陽系の惑星から除外 国際天文学連合採決 国際天文学連合(IAU)はチェコのプラハで開いている総会で24日、冥王星を太陽系の惑星から除外することを投票で決めた。これで、太陽系の惑星は8個に減った。惑星の定義が変えることに伴う措置。
冥王星は、米国の天文学者が1930年に発見した天体。惑星に分類されたが、大きさが月よりも小さく、他の惑星と比べると、質量や軌道の違いが大きいため、惑星と呼ぶのは不適切ではないかと、議論が続いていた。
IAUは今月の総会で、近年になって見つかっている新しい天体も惑星に含めることを視野に入れ、惑星の新定義を提案。これまで9個だった惑星が、一気に数を増やす可能性が出ていた。
新惑星の候補として挙がっていたのは、米国の観測チームが「第10惑星」として発表した「2003UB313」、火星と木星の間にある小惑星の中で最大の「セレス(ケレス)」、冥王星の衛星とされていた「カロン」の3つ。
ところが、冥王星を惑星と扱うことなどに反対意見が続出。一転して、冥王星を惑星から外す「格下げ案」が浮上したため、冥王星を惑星として残す案も含めて、総会の出席者約2400人で採決することになった。
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