|
2006/07/04(火)
「カメレオン」の様に体色が変化、新種の毒ヘビ
|
|
|
Houstonの天気(30℃/22℃) 時々雨 ----------------------- 【サイエンス】「カメレオン」の様に体色が変化、新種の毒ヘビ発見 ジャカルタ──周囲の環境に応じて体の色を変えるカメレオンの様に、体色が変化する新種の毒ヘビが、インドネシア・カリマンタン島(マレーシア名:ボルネオ島)で見つかった。世界自然保護基金(WWF)が27日に発表した。体色が変わるヘビは、非常に珍しいという。
WWFによると、昨年カリマンタン島中部のカプアス川上流のベトゥンにある、クリフン国立公園内の湿地帯で見つかった体長約50センチのヘビは、捕獲時は赤褐色だった体色が、バケツに入れて数分後に白色に変化。研究者らは非常に驚いたという。
研究者らはヘビの特徴を調べた結果、ナミヘビ科ミズヘビ属の新種と判断。学名を「Enhydris gyii 」、英名「Kapuas Mud Snake」、和名仮称「カプアスカワヘビ」として、学会に報告した。
は虫類にはカメレオンのように、天敵から身を守るために周囲の色に合わせて、体色を変える種類がある。しかし、体色が変わる仕組みについては、まだ詳しく分かっていない。
インドネシアとマレーシア、ブルネイが領土を有するカリマンタン島では、手つかずの自然が残っており、WWFによれば1996年以降の10年間で、361種類に上る新種の動植物が見つかっている。しかし、各地で森林伐採や開発が進んでおり、貴重な生物多様性が破壊される恐れがあるとして、懸念されている。 ------------------------------------------
まだこのワールドには、破壊されずに何万年も住んでいる動植物があるのですね。
|
|
|