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2006/07/29(土)
世界の「幸福度マップ」1位はデンマーク
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Houstonの天気(34℃/23℃) ----------------------- 【ワールド】 世界の「幸福度マップ」1位はデンマーク
ロンドン――国民が生活に満足しているかどうかを基準に、世界各国をランク付けした「幸福度マップ」をこのほど、英国の社会心理学者が作成した。トップのデンマークに続き、スイス、オーストリアと、欧州の小国が上位を占めている。
英レスター大学の学者が28日公表したマップによると、イラクなどの紛争国を除いた世界178カ国のうち、幸福度が高かったのは、上位3カ国に続きアイスランド、バハマ、フィンランドなど。下位にはアフリカのコンゴ、ジンバブエなどが並び、最も幸福度の低い国はブルンジだった。米国は23位、日本は90位と、振るわない結果だった。
氏は、国連や世界保健機関(WHO)、英シンクタンク新経済財団(NEF)などによる調査100件以上のデータを分析。各国の幸福度や、それに影響する要因を探った。
同氏は結果について、「小規模な国では国民に共同体としての意識が強く、国の美観を保ちやすいことが、生活への満足感につながっているのではないか」と説明。一方で「一般に共同体意識が強いとされる中国(82位)、日本、インド(125位)のランクが低かったのは意外だ」としている。
研究では、幸福度が平均寿命などの「健康条件」、国内総生産などの「経済条件」などと密接に関係していることも指摘された。同氏は「将来的には各国が共通の基準で、定期的に国民の幸福度を測ることが望ましい」と話している。
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