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2006/06/13(火)
タイの街にあふれる「黄色のシャツ」
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Houstonの天気(37℃/23℃) ----------------------- 【巷話】タイの街にあふれる「黄色のシャツ」 売り切れ続出
バンコク――プミポン国王の即位60周年を迎え、祝賀ムードに沸くタイの街角では、「国王の色」とされる黄色のシャツが大流行し、売り切れが続出している。ブームに乗じて価格をつり上げる業者もいるという。
タイには生まれた曜日を重視する風習があり、またそれぞれの曜日の色が決まっている。プミポン国王の誕生日は月曜日で、その色は黄色だ。黄色のシャツは各地で飛ぶように売れ、国民が国王に寄せる信頼の厚さをうかがわせている。
商務当局者は「Tシャツ1枚の製造にかかるコストは約80バーツ(約240円)。その2倍以上の価格で売っている業者もあるが、1枚150バーツ(約450円)を超えるべきではない」と話している。
バンコク市内では、シャツを買いに訪れた銀行員が「今になって探しても見つからないようだ。早く入手しておけばよかった」とうなだれる姿もみられた。地方ではさらに入手が難しいという。南部に住む学校教師は「周りがみんな着ているのに、私だけが着ないのは恥ずかしく、罪悪感さえ感じる」と、黄色シャツの浸透ぶりを強調した。
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