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2006/03/09(木)
「逃亡花嫁」人形が大人気、わずか10分で「姿消す」
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----------------------- 【USA】「逃亡花嫁」人形が大人気、わずか10分で「姿消す」
ジョージア州ダルース──結婚式直前に行方がわからなくなり、まさか誘拐事件かと騒ぎになった米ジョージア州の「逃亡花嫁」ジェニファー・ウィルバンクスさん(32)を模した首振り人形が5日、当地であったアイスホッケー・マイナーリーグの試合前に配られ、わずか10分で1000体の姿が「消えて」しまった。
ウィルバンクスさんの地元ダルースに本拠を置く、イーストコースト・リーグ(ECHL)のグイネット・グラディエーターズが準備した人形は、ベールをかぶり、「アイ・ラブ・ダルース」のトレーナーを着て、左手にはブーケ、足には「アディダス」の代わりに「アディオス(スペイン語でさよならの意)」と書かれたスニーカーという姿。「現実の人物に少し似ている逃亡花嫁ですが、意図的ではなく、まったくの偶然です」との説明書きがついている。
この人形を入手するため、試合会場では多くの人々が、開場3時間以上前から行列を作った。
AP通信によると配布翌日の6日夜には、20体以上がインターネット競売大手のイーベイに出品されたという。
「逃亡花嫁」として全米で話題になったウィルバンクスさんは、結婚式を4日後に控えた昨年4月26日、ジョギング中に失踪。家族や友人、地域住民らが150人以上が協力して行方を探したほか、誘拐事件の可能性もあるとして、警察も捜査に動き出した。
しかし、ウィルバンクスさんのフィアンセが4月29日夜に、本人から「誘拐された」との連絡を受けたことから、事態は急変。翌30日に、ウィルバンクスさんはニューメキシコ州で保護されたが、その後の調べで、誘拐されたというのは、狂言だったことが発覚した。
その後、ウィルバンクスさんは謝罪文を発表し、騒ぎを起こしたことを陳謝。招待客600人もの盛大な結婚式に怖じ気づいたり、フィアンセと別れたかったわけではないと釈明した。
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