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2006/03/16(木)
携帯メールの打ち過ぎに注意、指などの障害急増
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Houstonの天気(24℃/11℃) ----------------------- 【サイエンス】携帯メールの打ち過ぎに注意、指などの障害急増
ロンドン――携帯電話のメールのやり取りが盛んになる中で、多くのユーザーが親指などに障害を起こしていることが英携帯電話会社の世論調査で分かった。ロイター通信が、バージン・モーバイル社の調査結果として報じた。
調査によれば、英国では日々9350万件のメールが飛び交い、毎日平均20件のメールを打ち込むのは人口の約12%、100件打つ人は10%にものぼるという。
この中で、指の使い過ぎによって痛みなどを引き起こす「反復運動過多損傷」(RSI)と呼ばれる傷害が急増している。手首や親指で何らかの痛みを自覚するユーザーは、5年前と比べ38%増え、毎年380万人が携帯メールに関連する障害を訴えているという。
心理学の専門家は、携帯メールや電子メールなどのコミュニケーション手段に頼り過ぎると、対面を通じたコミュニケーションを苦痛に感じるようになる危険性がある、と指摘。メール中毒に陥る恐れもある、とも警告している。
昨年3月に開かれた、「メール早撃ち世界チャンピオン」でもスコットランドの工場従業員が160文字のメールを48秒でこなし、優勝している。
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