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2006/02/28(火) 男女産み分けに「関心なし」が多数
Houstonの天気(24℃/11℃)
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【サイエンス】男女産み分けに「関心なし」が多数

ニューヨーク――生まれてくる赤ちゃんの性別を簡単な方法で選ぶことができたとしても、実際に希望する人は2割に満たない――。米国でのアンケート調査で、こんな傾向が明らかになった。米国では、親が望む子どもの性別に大きな偏りはないようだ。

調査はイリノイ大学のタルン・ジャイン博士らが実施し、不妊治療の専門誌に成果を発表した。

米国では現在、体外受精の技術を利用した男女産み分けが可能になっているが、この方法は母親の体への負担が大きい上に、多額の費用がかかる。一方で最近注目を集めているのが、「マイクロソート」と呼ばれる技術だ。精子を選別して母親の体内に注入する方法で、体外受精の必要はない。現在、米食品医薬品局(FDA)の認可に向けた調査が行われているが、産み分けが容易になることを懸念する声もある。この問題は、ブッシュ米大統領の諮問機関、大統領生命倫理委員会でも取り上げられている。

専門家の間では、産み分けの技術が普及することにより、男女の人口比が変化したり、性差別が起きたりするとの懸念が指摘されている。ジャイン博士らはこうした影響の規模を予測する目的で、全米の1197人を対象に、インターネット上で匿名のアンケートを実施した。

それによると、「遺伝病など医学上の理由がなくてもマイクロソートを利用する」と答えた人は全体の8%にとどまり、これに反対の立場を示した人は74%に上った。「どこの病院でも1回の診療で簡単に受けられ、保険が適用される場合」との条件を挙げても、希望する人は12%だった。「飲み薬で産み分けができるとしたらどうか」との質問には、18%が「利用したい」と答える一方、59%は「利用したくない」との意見を貫いている。

また、子どもの性別について「どちらでもいい」「男女同数がいい」と答えた人は計77%。第一子の性別については「男の子がいい」との回答が39%、「女の子がいい」は19%だったが、最も多かったのは「どちらでもいい」の42%だった。

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そうですよね、何だか夢がなくなりますね。
此方では生まれるまでにどちらの赤ちゃんかほとんど医者から知らされますし、生まれる赤ちゃんまでコントロールするのは・・


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