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2006/12/18(月)
「サンタへの手紙」に今年も大忙し 北極
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Houstonの天気(28℃/18℃) 今日はヒューストン夏に近い暑さです
----------------------- 【USA】「サンタへの手紙」に今年も大忙し 北極という名の町 アラスカ州アンカレッジ(AP) アラスカ州の内陸部、フェアバンクス近郊にあるノースポール(北極の意味)という名の町が、今年もクリスマスをひかえて活気づいている。北極に住むと言われるサンタクロースあてに、世界中の子どもたちから手紙が届くからだ。
ノースポールは、人口1600人の小さな町。サンタへの手紙は毎年、11月下旬ごろから増え始め、ピーク時には1日約6000通が殺到する。昨年は、世界26カ国から合計12万通が送られ、さらに差出人不明の手紙も数千通に上った。大半は「北極のサンタ様」にあてた手紙だが、中には「サンタ様」とだけ書かれていたり、切手が張られていなかったりするケースもある。フェアバンクスの中央郵便局によると、こうした手紙も「特例として」、同町まで配達されるという。
町では数十人のボランティアが手紙を開封。差出人が明記されていたら、事前に印刷しておいた返事を発送する。封筒には、サンタの顔をデザインしたノースポールの消印が押される。ボランティアの1人、ギャビー・ガボリック氏は「サンタは神秘的な存在にしておきたいから、(サンタの助手とされる妖精)エルフからの返事ということにしているんだ」と説明する。
同氏はエルフとしての過去10年間に、「ありとあらゆる願い事を読んだ」という。最新のおもちゃを欲しがる子もいれば、奇跡を望む子もいる。イラクで戦死した父親を「クリスマスだけ帰して」と願う手紙もあった。3年前には、匿名の差出人から切手のない封筒で、1000ドル(約11万7000円)の郵便為替と「サンタなら有効に使ってくれるでしょう」とのメッセージが届いた。この金は、返信用の切手代として活用されたという。
ただし、子どもたちへの返事では「何も約束しない」のが鉄則だ。「あらかじめ大人が『サンタからの返事』を書き、返信用封筒に入れて同封してくれるのが、理想的な形」と、ガボリック氏らは話している。
孫にも教えてやろうかな。どんな願いをするのかな。
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