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2006/11/07(火)
赤ワインの成分で肥満による悪影響が消
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Houstonの天気(26℃/13℃) 時々雨 ----------------------- 【サイエンス】赤ワインの成分で肥満による悪影響が消 研究
ワシントン(AP) 赤ワインに多く含まれる成分を肥満のマウスに大量投与することによって、肥満による悪影響が消え、寿命が延びるとの研究結果を、米ハーバード大の研究者らが発表した。専門家らの間で「画期的な研究」と評価され、注目を集めている。
ワイン中の抗酸化物質ポリフェノールの一種で、「レスベラトロル」と呼ばれる成分。植物が病気や外傷などのストレスを受けた時、防御のために作られるとされ、ぶどうの皮やピーナッツ、ラズベリーなどに多く含まれる。
肥満のマウス55匹に、レスベラトロルを大量に投与した。その結果、糖尿病や肝機能障害など、肥満に関連する疾患の発生率が低下。肥満の影響による死亡例は、投与しなかった肥満マウスのグループに比べ、31%減少した。
また、投与を受けたグループは内蔵の状態も良好で、運動の様子も正常体重のマウスと同様、身軽で活発になることが分かった。肥満マウスの体重自体が減るわけではなく、コレステロールの値も改善しなかったが、「健康状態の面では、カロリー制限と同じ効果がみられた」でも寿命のことは、どれぐらいとはっきりしていないそうです。
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