|
2006/01/03(火)
おもちゃ交換の専門サイトが登場 開設者は2児の母
|
|
|
Houstonの天気(27℃/11℃) -----------------------
【ビジネス】おもちゃ交換の専門サイトが登場 開設者は2児の母
イリノイ州オーランドパーク(AP) 「いらなくなったおもちゃをだれかにあげて、代わりに大好きなゴジラがもらえるなんて最高」――シカゴ郊外に住むジェイコブ・マキシア君(8)は、おもちゃ交換サイト「トイスワップ」が大のお気に入り。サイトを運営しているのは、母親のミシェルさん(42)だ。
ミシェルさんは元警察官だが、ジェイコブ君と妹のマキナちゃん(5)が生まれてからは専業主婦を続けてきた。トイスワップを開設したのは昨秋のこと。整体に通っている病院の待合室で、組み立て式のロボットで遊ぶ男の子に話しかけたのがきっかけだった。「うちの子はそのシリーズのおもちゃを3つも持っているけれど、遊んだことがない。欲しがるのはゴジラのおもちゃばかりだわ」――すると男の子の母親が「うちには使っていないゴジラがある」と一言。その場で交渉が成立し、ロボットとゴジラの交換が実現した。ミシェルさんはその後、夫や友人の協力を得て、10月にサイト開設にこぎ着けた。
ミシェルさんによれば、これまでも中古品を扱うサイトなどでおもちゃの売買や交換ができたが、トイスワップは初の専門サイト。無料で登録した会員が、不要なおもちゃの写真や情報を掲載する。欲しい品物を見つけたらメールで連絡を取り、オンライン送金サービスを使って買い取ったり、手持ちのおもちゃと交換したりする仕組みだ。「子どもの周りにおもちゃがあふれている時代だからこそ、こういうサイトは必要だと思う」と、ミシェルさんは力を込める。
ミシェルさんの手元に入る手数料は、1回の取り引きにつき1ドル。登録会員は現在約1000人だという。年末までの2カ月間で、サイトのヒット数は50万件に達したが、成立した取り引きは80件にとどまった。
|
|
|