|
2006/01/14(土)
LSDホフマン博士、満100歳に
|
|
|
Houstonの天気(23℃/6℃) -----------------------
【USA】LSD発見のホフマン博士、満100歳に
ジュネーブ──カビが産生する物質の研究中にリゼルグ酸ジエチルアミド(LSD)を見つけ、自ら試して強い幻覚作用があることをつきとめたスイスの化学者、アルベルト・ホフマン博士が11日、満100歳の誕生日を迎えた。博士は現在、元気で健康な生活を送っており、幻覚発現物質に関する国際会議への出席も計画している。
LSDは、強い幻覚を起こす合成麻薬として知られており、色彩に富んだ幻視が特徴的。世界各国で規制対象となっている。
ホフマン博士は1938年、当時所属していた製薬会社で、麦につくカビの一種「麦角菌」が生成する麦角アルカロイドの研究中にLSDを発見した。43年4月、指についたLSDを偶然口にしたところ、幻覚症状を経験。3日後に量を増やして服用し、LSDに幻覚作用があることを発見した。
博士は自著の中で、当時の経験を披露。初めてLSDを口にした時は、「家でひじ掛けいすに座って、夢を見始めた。すばらしい風景が広がり、自分の考えが様々な模様や色になって現れた。その状態は数時間続いて、そして消えてしまった」という。
「見るものすべてが、曲がった鏡に映るもののように、ゆがんでいた」と、LSDの「効果」に驚いたと話す。
しかし、LSDを初体験した3日後、量を増やして口にした時は「恐ろしい」気分だったという。恐怖に襲われる感覚で、頼んでいた牛乳を持って来た近所の人を魔女にしてしまった。そのときの様子を、「どうしようもない恐怖が押し寄せ、気が狂いそうになった。違う世界の、ちがう時代に運ばれた」と表現している。
ホフマン博士は同僚らと何度もLSDを試し、その効果から精神病理学の研究に応用できると判断。特に、心に抱える問題や葛藤を外にはき出すことから、統合失調症などの精神病の治療に役立つと考えた。
----------------------------------- 私が入院しているとき、頭が痛いといったら、看護婦さんのヘルプのような人が、もって来た薬を飲んで、このような症状になったことがある・ 時計がグニャグニャにゆがみ、怖くて主人を呼んでもらったことがありますが・・ふーん。
|
|
|