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2005/09/01(木)
流された妻は「子どもをよろしく」と 被災者が語る
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Houstonの天気(37℃/25℃) 時々晴れ -----------------------
【USA】流された妻は「子どもをよろしく」と 被災者が語る
(CNN) 一日にして消え去った自宅、濁流にのまれる家族――。米南部に上陸したハリケーン「カトリーナ」は、住民からすべてを奪い去った。壊滅的な被害を受けたミシシッピ州ビロキシの被災者らが、悪夢のような経験を語った。
ビロキシは、カジノの街として知られるメキシコ湾岸のリゾート地。人口5万1000人の市内は29日、カトリーナによる暴風雨に見舞われ、ほぼ全域が浸水した。
市内に住むハーベイ・ジャクソンさんは、妻と共に屋根の上に避難した。濁流はそれでも2人を容赦なく襲う。「私は妻の手を力の限り握り締めていました」――ジャクソンさんは地元テレビ局にこう語る。しかし、やがて妻は力尽き、「私を止めるのは無理。子どもたちと孫たちをよろしく」と言い残して流れにのまれたという。
「すべてが消え去っていました」と語るのは、嵐の後で自宅の跡を訪れたハリエット・レキックさんだ。駐車場に止めてあった車は跡形もなく、60年前からあった6本の植木もなくなっていた。「変わり果てた光景に、ただ驚くばかりだった」という。
海岸沿いでれんが造りの2階建てアパートに住んでいたスザンヌ・ロジャーズさんはCNNとのインタビューで、「アパートの建物は流れ去り、何も残っていない。私の持ち物で見つかったのは、片方が残った靴だけ」と肩を落とした。
地元のカジノで働くチャールズ・カーチスさんは、自宅で妻と冷蔵庫の上に乗って浸水を生き延びた。勤務先の建物も損傷が激しく、真っ二つに裂けてしまったという。
ミシシッピ州のバーバー知事によると、ビロキシのあるハリソン郡では、50−80人の死亡が報告されている。ビロキシ近郊の町ベイ・セント・ルイスでは、遺体を冷蔵して運ぶための車が不足し、救助隊は遺体が見つかった家に黒い印を付けて、収容を待っているという -----------------------
Houseが川の流れに乗って流れていくのを、岸で見ている人たちのnewsもありました。
そうかと思うと、イラクで神様を拝むための人たちの橋が壊れ、六百人以上もの人が落ちて死んだとか・・
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