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2005/08/27(土) 米造幣局、宝石商から「幻の20ドル金貨」を押収
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【USA】米造幣局、宝石商から「幻の20ドル金貨」を押収

米ペンシルベニア州フィラデルフィア(AP) 米造幣局はこのほど、1933年に鋳造しながら流通前に回収した幻の20ドル金貨「ダブルイーグル」を10枚発見し、押収したと発表した。フィラデルフィア市内の宝石商が真贋(しんがん)鑑定のために同局に提出したもので、宝石商側は返還を求めて連邦裁判所に訴える構えを示している。

ダブルイーグルを持っていたのはジョーン・ラングボードさん。1990年に死亡した父イズレイル・スウィットさんの遺品の中から最近見つけ、昨年9月に造幣局に届け出た。造幣局が鑑定を求め、本物との判定を下した上で押収した。

造幣局はこの10枚が30年代に「不法に持ち出された」と主張。これらは「公共の財産だ」として、博物館での展示などを検討している。これに対し、ラングボードさんは「盗品だという証拠はなく、取り上げられる理由はない」と反論している。

スウィットさんは地元で70年前から、宝石や古美術品を扱う店を経営。現在はラングボードさんが跡を継いでいる。造幣局によると、スウィットさんは造幣局関係者からダブルイーグルを入手し、40年代には9枚を売却したことを認めていたという。

ダブルイーグルは44万5500枚鋳造されたが、金本位制の廃止に伴い溶解を命じられた。2枚はスミソニアン博物館に寄贈されたが、そのほかにも何枚か見つかり、造幣局が押収したものはすべて溶解している。

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何となく、「とんびに油揚げ・・」みたいですね。


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