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2005/06/09(木)
ミセス・ロビンソン」のアン・バンクロフトさん死去
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Houstonの天気(34℃/23℃) ----------------------- 【USA】「ミセス・ロビンソン」のアン・バンクロフトさん死去
ニューヨーク──映画「卒業」の「ミセス・ロビンソン」などで知られる米女優アン・バンクロフトさんが6日、ニューヨーク市内のマウントサイナイ病院で子宮がんのため亡くなった。73歳だった。監督・映画プロデューサーの夫メル・ブルックスさんの広報担当が明らかにした。
ヘレン・ケラーを描いた映画「奇跡の人」(1962年)のサリバン先生役でアカデミー主演女優賞を獲得したバンクロフトさんは1931年、ニューヨーク・ブロンクスで、イタリア移民の両親の下に生まれた。
9歳から女優を志し、演劇学校などで学んだ後、テレビを経て「ノックは無用」(52年)で映画デビュー。舞台「奇跡の人」(58年)の初演でサリバン先生を演じ、トニー賞を獲得した。「奇跡の人」が62年に映画化された際、同じサリバン先生役でアカデミー主演女優賞を獲得した。
映画「卒業」(67年)では、ダスティン・ホフマン演じる青年を誘惑する人妻を好演し、再びアカデミー主演女優賞にノミネート。この人妻「ミセス・ロビンソン」が,バンクロフトさんの名声を決定づける役となった。
他にも「愛と喝采の日々」(77年)、「アグネス」(85年)でアカデミー主演女優賞にノミネートされた。また80年に公開されたコメディ「愛と食欲の日々」では監督、脚本も務めた。
私生活では、56年にコメディアンで映画監督のメル・ブルックスさんと結婚。ブルックスさんが監督した「サイレントムービー」(76年)など3本のコメディ映画にも出演していた。
メル・ブルックスの出世作となった映画「プロデューサーズ」をミュージカルとして舞台化するよう、夫を説得したのはバンクロフトさんだったと言われている。ミュージカル「プロデューサーズ」は01年のトニー賞12部門を独占する大ヒット作となった。
「プロデューサーズ」の稽古を見て自分も舞台復帰したくなったバンクロフトさんは、02年にオルビーの「Occupant」に出演し、21年ぶりのブロードウェイ復活を果たしていた。
--------------------------------- 何となく自分と同じタイトルと、この音楽が縁で主人と知り合い結婚しました。(笑)
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