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2005/02/09(水)
運転中の携帯使用、反応時間が高齢者並みに
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Houstonの天気(20℃/13℃) ----------------------- 【USA】運転中の携帯使用、反応時間が高齢者並みに
携帯電話で会話しながらハンドルを握ると、ブレーキなどの操作が遅れがちになり、20歳の若者でも70歳並みの反応時間がかかってしまう――。
米ユタ大の研究で、こんな実験結果が出た。手を使う必要のないハンズフリー装置が付いていても、危険性は十分にあるという。
18歳から25歳の若者グループと、65歳から74歳の高齢者グループを対象に、運転シミュレーターを使った実験を実施した。約16キロの高速道路を10分前後で走るシミュレーションを4回繰り返し、このうち半分はハンズフリーの携帯電話で助手との会話を続けるよう指示。前の車がブレーキをかけた時の反応を調べ、携帯電話を使っていない時と比較した結果、若者グループが携帯電話を使うと、ブレーキを踏むまでの反応時間は18%長くなり、元のスピードに戻るまでの時間も17%延びることが判明した。これは、携帯電話を使っていない時の高齢者とほぼ同じ数字だったという。
問題は手元での操作ではなく、会話をすることによる集中力の低下ということだ」と強調する。
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