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2005/02/08(火) 低炭水化物ダイエットが下火に
Houstonの天気(18℃/13℃)朝から雨
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【USA】低炭水化物ダイエットが下火に 

 昨年全米で流行した「低炭水化物ダイエット」が、早くも下火の兆しを示している。パン業界も、巻き返しを図ろうと新たなキャンペーンを始めた。

「人間には穀物が必要」と訴えるこのキャンペーンは先週、ニューヨークとワシントンで同時にスタート。
米政府が最近発表した食生活のガイドラインに、「全粒粉を1日85グラム以上」と明記されたのも、パン業界にとっては追い風になっている。

米国内のパン消費量はもともと伸び悩んでいたが、ダイエットの流行がこれに追い討ちをかけた。消費者はパンなしバーガーなどが相次いで発売され、市場調査会社NPDグループの統計によれば、昨年2月の最盛期には、米国人の9.1%がこのダイエット法を採用していたという。ところがこの数字も、11月中旬には3.6%まで低下。「流行が通り過ぎるのは予想以上に早かった」と、製パン業者らは安どの表情をみせる。

スーパーチェーンによると、パンやじゃがいも、パスタの売れ行きは確実に回復している。一方で、低炭水化物をうたった新商品は姿を消しつつあるという。「大急ぎで開発されただけに、味は良くなかった。消費者がやる気をなくす原因になったのでは」と。

街のレストランでも、パンやピザ、パスタなどの人気が回復し始めている。イタリアン・レストランでは「うちの店でも一時は『低炭水化物ランチ』が1日50食も売れたが、今では10食も行くかどうか」と語る。「オムレツばかりじゃ、さすがに飽きてしまうから」と、肩をすくめた。
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(人は、ダイエットとわかっていても、、やはり美味しいものが食べたいのですね。(笑))


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