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2005/02/01(火)
「ブラスター」亜種作成の１９歳に禁固刑
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【USA】「ブラスター」亜種作成の１９歳に禁固刑
連邦地裁は２８日、世界中で猛威を振るったコンピューターウイルス「ブラスター」の亜種を作成し、インターネット上に流したとして、ミネソタ州の少年（１９）に禁固１年６月や地域奉仕活動１０カ月などを命じる判決を言い渡した。少年が作った「ブラスター」ワームウィルスの亜種は０３年、世界中で４万８０００台以上のコンピューターに被害を与えたとされる。
少年は法廷とマイクロソフト社に謝罪し、「とんでもない過ちを犯して、たくさんの人に迷惑をかけたと分かっている。とても申し訳なく思っている」と述べた。マイクロソフトや被害を受けたコンピューター・ユーザーへの損害賠償については、来月中にも決まる見通し。
コンピューターウィルス作成と頒布は最高で禁固１０年に相当する重罪だが、連邦地裁は、少年が自室に引きこもっているのを放置していた両親の責任を重視し、量刑を軽くした。
弁護団によると、少年は逮捕されて以来、社会性を徐々に回復しつつあり、インターネット上の破壊行為がいかに危険かを１０代の若者に警告する教育ビデオの作成にも協力したという。
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