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2005/10/31(月)
迷子の猫、貨物と一緒にフランスへ
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Houstonの天気(29℃/17℃) ----------------------- 【USA】アメリカの迷子猫、貨物と一緒にフランスへ
米ウィスコンシン州アップルトン(AP) 当地で1カ月前に迷子になった猫のエミリー。飼い主一家は近所をくまなく探し回ったが、さっぱり行方が分からない。諦めかけていたところへ、意外な場所から連絡が入った。エミリーは海を渡り、フランスまで旅をしていたのだ。
飼い主のレスリー・マケルヒニーさんによれば、エミリーは家の近くにある倉庫に迷い込み、出荷された貨物と一緒に船で大西洋を渡ったとみられる。エミリーを乗せたコンテナはさらにトラックに積まれ、フランス北東部のドイツ国境近くにある都市ナンシーに到着。貨物を受け取った会社の従業員がコンテナの中からエミリーを見つけ、名札に書かれていた担当獣医ジョン・パラースキさんの連絡先に電話したという。
エミリーの旅は3週間にも及んだ。パラースキさんは「その間ずっと飲まず食わずだったとは考えられない。船の中にはネズミがたくさんいたのだろう」と話している。
フランスの検疫を通すため、パラースキさんはエミリーの予防接種記録をファックスで送った。さて、問題はエミリーをどうやって自宅まで帰らせるか。エミリーは米国に入国する前にも検疫を通る必要がある。その間の移動には、「飛行機のチケットを買うしかないかしら」――と、マケルヒニーさんはため息をつく。「動物愛護協会から買い取った時もお金がかかったけれど、ますます高くつく猫になってしまうわね」
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