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2005/01/24(月)
イタリアで「ロミオとジュリエット」的悲劇
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Houstonの天気(7℃/0℃)寒い・・ -----------------------
【world】イタリアで「ロミオとジュリエット」的悲劇 ローマ――シェイクスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」はイタリア北部のベローナが舞台だが、このベローナからわずか60キロ離れたパドゥアでこのほど、意識不明の妻が回復しないと悲観した夫が自殺した直後に、その妻が意識を取り戻すという、「ロミオとジュリエット」をほうふつとさせる悲劇があった。
地元メディアによると、パドゥア在住の無職エットレさん(70)は、妻ロッサーナさん(67)が心筋こうそくで意識不明となり、4カ月たってもこん睡状態が続いていることに悲観し、今月19日に自宅の車庫で排ガスを使って自殺した。
夫エットレさんが死亡した約12時間後、ロッサーナさんは病室で意識を回復し、夫はどこにいるかと尋ねたという。
エットレさんは、ロッサーナさんが昨年9月に倒れてからというもの、常に病床に付き添っていたという。
「ロミオとジュリエット」では、ロミオがベローナを追放された挙げ句、不本意な結婚を強いられたジュリエットは、仮死状態になる薬を飲んで墓所に埋葬される。事情を知らないロミオは仮死状態のジュリエットを見つけ、恋人が死んでしまったと勘違いし、悲嘆にくれて服毒自殺する。その直後に意識を取り戻したジュリエットは、ロミオの死体を目にして、自分も短刀で胸をついて死ぬストリーですが、そんなことの無い様に・・。
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