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2004/09/15(水)
英宮殿に「バットマン」侵入
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Houstonの天気(33℃/22℃)時々雨 ----------------------- 【World】英宮殿に「バットマン」侵入、子供に会う権利訴える
英国ロンドンのバッキンガム宮殿で13日午後、「バットマン」に扮装した男性が侵入して宮殿正面のバルコニーによじ登り、約5時間にわたって居座り続ける騒ぎがあった。
男は、離婚した父親が子供に会う権利を求める団体のメンバーで、主義主張を書いた横断幕を掲げたが、クレーン車を使って拘束、降ろされた後、器物破損容疑で逮捕された。
事件当時、宮殿内には王族全員不在だった。
英BBCによると、バットマンに扮したのは男性(33)で、数年にわたって会っていない4歳と5歳の子供がいるという。
彼は、所属する団体「正義の父親たち」の他メンバーと協力。まず、他のメンバーたちが宮殿の正門前に集まって警備員をけん制し、警戒が手薄になったすきを突いて宮殿横から、バットマンをサポートする「ロビン」役に扮した男性と2人で、一番外にある低いフェンスを乗り越えた。
2人はその後、次の高いフェンスにはしごをかけ、ハッチさんが宮殿内に侵入。ロビン役の男性は警官に銃で威嚇されてはしごから降りたが、ハッチさんは宮殿の外壁を伝って正面のバルコニーにたどり着き、長さ約8メートルの「子供たちに会う権利のために戦うスーパーお父さん」と書かれていた横断幕を掲げた。
同団体は、離婚した男性に英法廷が偏った判断を下していると主張しており、これまでも公共の場で人目を引く行為を重ねてきている。
ロンドン警視庁は「侵入者は、主張を訴えている人物とすぐに分かったが、もし銃や爆弾などを所持していれば、おそらく銃殺されていただろう」と述べている。
宮殿では昨年秋、英大衆紙デーリー・ミラーの記者が召使いに扮し、約2カ月にわたって潜入取材を行う騒ぎもあった。また、昨年6月には、ウインザー城で開かれたウィリアム王子の21歳の誕生パーティーに、オサマ・ビンラディンの姿の男が乱入するなど、英王室の警備の欠陥が問題にもなっている。
危ないですね。(笑)
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