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2004/07/27(火)
仏ワイン、ブドウ豊作で生産増の見通し
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Houstonの天気(31℃/23℃) ----------------------- 【ビジネス】仏ワイン、ブドウ豊作で生産増の見通し
フランス農業省によると、同国内のワイン生産量は今年、ブドウの豊作により、昨年の約2割増に達する見通しだ。輸出シェアの伸び悩みと国内での需要低下に頭を痛めるフランスのワイン業界は、供給過剰に拍車がかかるのではと警戒している。
フランス産ワインは昨年、欧州を襲った記録的な猛暑の影響で生産が大きく落ち込んだ。一方、今年の生産量は約568万キロリットルと予測される。
ゲマール農業相はこのほど、業界団体からの要請を受け、フランス産ワインの販売促進に充てる補助金を、当初予算の約13億円から約20億円に増額すると発表した。
ワインは現在、世界的に供給過剰の傾向が続き、シェアをめぐる競争が激化している。昨年は、チリやオーストラリア、米カリフォルニアなど新興生産地からの輸出量が合計約19億3000万本と、初めてフランスを上回った。フランスの輸出量は約17億8000万本にとどまった。同国業界では、小規模な生産業者間の協力や海外への宣伝強化が輸出シェア獲得のカギになるとみて、対策を検討している
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