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2004/07/10(土)
10年で「読書率」減少、ネットなど影響と
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Houstonの天気(33℃/25℃) ----------------------- 【USA】10年で「読書率」減少、ネットなど影響と
米国芸術基金(NEA)は8日、米国人の18歳以上の1万7000人以上を対象にした、読書に関する世論調査結果を発表し、「ハリー・ポッター」シリーズが大ヒットしているなどにもかかわらず、1992年から2002年の10年間で、国民の「読書率」が61%から57%に低下したことが判明したと述べた。
中でも、詩や戯曲、小説などの「文学作品」に親しんでいる人は、10年前に比べ7%減り、47%に落ち込んだ。
読書しない人数は、1992年に7260万人だったが、2002年には、1730万増の8990万人に達した。
今回の結果について、「読めない」のではなく「読まない」現状にあり、活字離れが進んでいることは衝撃的で重大な問題だと述べた。テレビや映画、インターネットの普及が読書率の低下を生んでいるとも主張している。
また、10年前に比べ、最も大きな低下が見られたのは、24歳までの若者層で、53%から43%にまで急減した。
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