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2004/06/28(月)
【サイエンス】熱帯にすむサルも「冬眠」
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Houstonの天気(30℃/23℃) ----------------------- 【サイエンス】熱帯にすむサルも「冬眠」
寒い地方に生息するクマやモグラが冬眠することはよく知られているが、熱帯性気候のマダガスカル島でもキツネザルが冬眠に似た行動を示すことが、ドイツのチームによる研究で明らかになった。 人間やサルの仲間で「冬眠」する例が見つかったのも、これが初めてだという。
マダガスカル島は、アフリカ大陸南東沖のインド洋に浮かぶ島。年間を通して暑く、日中の平均気温は30度を超える気候だ。独フィリップス大の研究チームが、ここにすむキツネザルの行動を観察したところ、1年のうち7カ月間を木の穴などで眠って過ごすことが分かった。
「これにより、『冬眠』が寒冷な気候とは無関係であることが証明された」と述べている。
マダガスカルの気候は4−10月の乾季と11−3月の雨季に分かれる。キツネザルはえさの少ない乾季の間、眠ってエネルギーを節約するとみられる。
キツネザルは穴の中の気温によって体温を激しく変化させるのが特徴。木の保温性が低い場合、体温は摂氏15度から33度の間を上下するという。チームでは、「冬眠中に体温が20度近い変化を示す動物はほかにない」と述べている。
キツネザルの仲間は数千万年前にアジアにも生息していたとみられるが、現在ではマダガスカルだけに残っており、絶滅の危機から救おうとする運動が起きている。
(すごいですね、今は、地質などで数千万年前のことが分かるのですが、変なところで感心しました・でも見た人ないから・・(笑))
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