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2004/06/24(木)
SF博物館「フランケンシュタイン」から「マトリックス」まで
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Houstonの天気(29℃/22℃) ----------------------- 【USA】シアトルに「SF博物館」オープン 名作ゆかりの展示
19世紀初めの「フランケンシュタイン」から、昨年完結編が公開された「マトリックス」シリーズまで――。想像力をかき立てる名作の世界を、最先端の技術で表現した「サイエンス・フィクション(SF)博物館」が18日、米ワシントン州シアトルにオープンした。SFマニアもそうでない人も、思い思いの楽しみ方ができそうだ。
博物館は、同市のシンボルタワー「スペースニードル」のふもとに、音楽博物館「EMP」の改装部分として開設された。建設費2000万ドル(約22億円)の出資者は、マイクロソフトの創始者のひとり、ポール・アレン氏だ。小学生のころからSFファンだったという同氏は、「SFは人々に、未来へ思いをはせる力を与えてくれる」と語る。博物館の展示品の多くは、同氏が寄贈した収集品だという。
館内では、「スター・トレック」でカーク艦長が座ったいすをはじめ、名作に登場する光線銃や多数のポスターなどを見ることができる。宇宙ステーションを模したコーナーでは、スター・トレックのエンタープライズ号や「スター・ウォーズ」の宇宙船ミレニアム・ファルコンが窓の外を通り過ぎて行く。
ボタンの操作で、これらの宇宙船をさまざまな角度から見てみることもできる。米海洋大気局(NOAA)が開発した球形のスクリーンには、実在する星のほか、スター・ウォーズに出てくる雪の惑星「ホス」なども映し出される。フランケンシュタインと遺伝子工学など、過去の名作と現代科学を比較する展示も見ものだ。
(楽しそうですね。)
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