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2004/06/13(日)
原油流出事故訓練にポップコーン
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Houstonの天気(33℃/24℃) ----------------------- 【サイエンス】原油流出事故訓練にポップコーン
ノルウェー西部モルデの海岸沖で9日から10日にかけて、ポップコーンを使った原油流出事故訓練が行われた。ポップコーンは水分を含むと流出した原油とよく似た状態になるため、環境を破壊せずに原油流出事故対策の訓練ができるという。
ノルウェー海で操業する石油会社13社が作る団体の訓練で、約300人が参加。北海油田から原油が流出したという想定で、約5立方メートル分のポップコーンを海上にまいて、幅約100メートル、長さ約200メートルの膜を作り、30隻以上のボートで回収した。海岸でも、浜辺に打ち上がった原油の回収訓練を行った。
主催者は、「本物の原油を海に流したくなかったが、環境に配慮しながら、できるだけ実際的な訓練をしたかった」と説明。ポップコーンを使えば、ほとんどすべてを回収することができる上、「回収できない分があっても、魚や海鳥のエサになる」と話している。
ノルウェーは、世界第3位の原油輸出国。
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