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2004/05/06(木)
「ノアの方舟」の正体?調査へ
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Houstonの天気(29℃/19℃)時々雲 ----------------------- 【USA】「ノアの方舟」の正体?調査へ
旧約聖書創世記に登場する「ノアの方舟(はこぶね)」の残がいか?――トルコ東部アララト山(標高5000メートル)の山腹に、長さ約140メートル、幅約20メートル、高さ約15メートルの構造物が姿を現した。横たわる巨大な構造物を調査するため、7月に米国とトルコの共同探検チームが出発する。 チームによると、発掘などで手を加える予定はなく、構造物を撮影することが主な目的だという。
方舟は、神が起こした大洪水に備え、預言者ノアが作ったとされる。ノアと家族、さらに地上の全動物のつがいを載せた方舟は、洪水の後、アララト山に漂着したという。
周辺は旧ソ連の政治的理由により、長年にわたって外国人の立ち入りを禁止されていた。1957年、上空を飛んでいたトルコ空軍機の操縦士がボート型の構造物を発見したとの報告があった。 80年代以降は自由に入れるようになり、探検隊も何度か送り込まれたが、今のところ方舟らしいものに遭遇したとの報告はないという。 衛星写真のおかげで、正確な場所も分かっていると、探検に自信を示す。
一方で地質学者らの間では、「数千年前のメソポタミア一帯が洪水に襲われた形跡はあるものの、アララト山のような高さに舟がたどり着くことはあり得ない」との見方が有力だ。
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