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2004/05/29(土)
世界初「折り紙」を折るロボット開発
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Houstonの天気(33℃/25℃) ----------------------- 【USA】世界初「折り紙」を折るロボット開発
ペンシルバニア州カーネギー・メロン大学でロボット工学を研究する大学院生が、「折り紙」を折るロボットを開発した。このロボットは小さな吸盤や定規の腕を使い、台の上で紙飛行機やかぶとを折ったりする。
カーネギーメロン大学のサイトによると、折り紙ロボットを博士課程の研究課題として開発したデビン・ボークコムさんは、運動学をテーマに「物を折る」動作はどういうものか調べるため、このロボットを開発。また産業ロボットが扱うことの多い金属など固い素材だけでなく、紙のように柔らかで柔軟な素材をロボットが正確に扱えるかどうかが、課題だったという。
同サイトでボークコムさんは、紙をたたむことは人間にとって簡単な動作だが、「具体的にどういう仕組みの動きなのか、理解していない。5歳児にも紙は折れるから、簡単な動作だと思いがちだが、必要な動作は実はとても複雑なものだ」と話している。
ボールコムさんは自身のウェブ・サイト(http://www-2.cs.cmu.edu/~devin/)で、ロボットが折り紙を折る様子の動画を公開している。ボールコムさんはこの研究で、博士号を取得する予定だという。
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