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2004/04/08(木)
Gメール」はプライバシーを侵害??
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Houstonの天気(30℃/16℃) ----------------------- 【USA】「Gメール」はプライバシーを侵害 民間団体が批判
検索エンジン最大手・米グーグルの無料ウェブメール「Gメール」の一般向けサービス開始を前に、欧州の民間団体から、Gメールはプライバシーを侵害するとの批判が出ている。
Gメールは、1ギガバイトの容量をもち、近く一般向けへのサービス開始が予定されている。やりとりされるメールの中の単語をGメールのシステムが自動的に拾い出し、ユーザーの好みに適した広告をメールに貼り付けて表示する。
こうした機能について、オランダ・アムステルダムに本部を置く民間団体「ビッツ・オブ・フリーダム」は、グーグル側が勝手にメールを「開封」するものだとして批判。英米両国に事務所を構える市民団体「プライバシー・インターナショナル」も、欧州のプライバシー法に違反すると主張している。
欧州のプライバシー法は、ユーザーに通信管理の権利を与えており、グーグルの本社がある米国のものよりずっと厳しい。両団体は、Gメールではユーザーが自分のメールボックスからメールを削除した後もしばらくはシステム上に保存されると指摘し、「ユーザーが電子メールを削除するときは、実際に削除されたと確信できるべきだ」などと批判している。
グーグルは、文字の拾い出しは機械による自動作業のため、プライバシーが侵害されることはないと説明している。
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