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2004/04/16(金)
【サイエンス】ニシン入り飼料で強化牛乳
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Houstonの天気(26℃/15℃) ----------------------- 【サイエンス】ニシン入り飼料で強化牛乳 カナダで発売
魚のニシンを混ぜた飼料で育てた牛から搾った、ドコサヘキサエン酸(DHA)を強化した牛乳が13日から、カナダで売り出された。DHAは魚に多く含まれている不飽和脂肪酸で、コレステロールの増加を抑えたり脳細胞を活性化させる働きがある。
この牛乳の価格は一般的な牛乳と比べて2割高だが、カルシウム強化牛乳などと同程度の価格。
発売元のニールソン乳業によると、この牛乳にはコップ3杯当たり0.06グラムのDHAが含まれていて、子供の場合、1日にコップ2杯飲むことで、1日の必要量の約60%を摂取できるとしている。
この牛乳を開発した大学の研究者は、「魚をあまり食べない人々がこの牛乳を飲むことで、サケやマス、サバに多く含まれる不飽和脂肪酸を摂取できる」と説明。
一方、食物の有機栽培を推奨するカナダ誌ホーン・ジャーナルは、この牛乳がうたい文句とする栄養成分に、首をかしげている。 また、牛にとって最適な食べ物は草や干し草で、それを食べることで人間が飲める牛乳に変えてくれていると指摘。「ニシンはそのままでも、文句なしに人間によい食べ物。どうしてそれを、わざわざ牛に食べさせるのか、とても異常なことだ」と話している。
(私もこの最後の意見に賛成です。が・・
こちらでは、日本と違い、地域によってあまり魚の食べないところも多いので、良いかもわかりませんね。
でもやはり魚は、牛に食べさせるより、本人が食べるほうがもっと摂取量が違うでしょうね。(笑))
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