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2004/03/12(金)
肥満原因としてフード業界を訴える裁判禁止
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Houstonの天気(23℃/12℃) ----------------------- 【USA】肥満原因としてフード業界を訴える裁判禁止
米下院は、肥満の人が、その原因はファストフードにあるとして、業界を訴える訴訟を禁止する法案を賛成多数で可決した。
この法案は、多くの人がばかげていると思うような訴訟を禁止、民事責任法を改革しようとするもので、共和党議員から提出されていた。採決は賛成276、反対139だった。 この法案の提案者の一人は、「我々は個人の責任、良識といった昔ながらの考え方に立ち戻る必要がある。すべての人が犠牲者のごとく振る舞い、自分の責任を他人に押しつける今の風潮から脱しなければならない」と強調した。
一方民主党議員の一人は「裁判所を自ら判断して、扱うべきだと思う訴訟を審理している。禁止しなくても、訴訟がばかげていると考えれば、裁判所はその訴訟を扱わない」との理由を説明した。
ファストフード産業をめぐる訴訟では、昨年、ハンバーガーを食べたために肥満になったとして外食大手のマクドナルドが訴えられていた裁判で、ニューヨークの連邦地裁が、自らの暴飲暴食による肥満や健康被害の救済を法廷に持ち込むのはお門違いだとして、原告らの損害賠償請求を棄却した例がある。
(私は、最後のニューヨークの判決、もっともだと思いましたが、
今の世の中、色々な法律を作らないといけないほど、人の考えが変わってきたのでしょうか、)
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