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2004/10/15(金)
人体埋め込み型の医療用チップを承認
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Houstonの天気(25℃/10℃) ----------------------- 【サイエンス】人体埋め込み型の医療用チップを承認
ワシントン──米食品医薬品局(FDA)は13日、人の体内に埋め込む医療用チップを承認した。チップに記録されているシリアル・ナンバーを利用し、コンピューターのデータベースから血液型や治療歴などの情報を引き出すことが出来る。緊急時に素早い対応が可能になる半面、プライバシーの侵害を懸念する指摘も出ている。
承認の対象は、米アプライド・ディジタル・ソリューションズ(ADS、本社:フロリダ州)が開発した「ベリチップ」で、大きさは米粒ほど。注射器で体内に埋め込むが、全体の処置が終わるまで20分もかからず、傷跡も残らない。チップに記録されるのはシリアル・ナンバーのみで、患者のアレルギーや投薬履歴などの医療情報は、シリアル・ナンバーを利用してデータベースから引き出す仕組みになっている。
ベリチップはメキシコで既に利用されており、医療目的で1000人以上の患者に埋め込まれているほか、検察当局の職員ら200人が、機密文書を保管する警備が厳しい部屋の出入り時に、個人認証用として使用している。
医療に関するプライバシー問題に取り組む、米ヘルス・プライバシー・プロジェクトは、「こういった機器は、医療内容の改善に役立ち、大きな利益がある半面、導入当初にプライバシー保護を確立していなければ、患者にとって深刻な影響を与える」と懸念している。 ---------------------------- (何と無く、ロボットになったようなイメージですが・・ あまり理解していないのかな、私・・(笑))
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