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2004/01/05(月)
【USA】０３年の殺人、最多件数はシカゴ
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【USA】殺人、最多件数はシカゴ ０３年は５９９件
２００３年、全米で殺人事件が最も多かったのは、米国第３の都市シカゴ（イリノイ州）で、計５９９件だった。しかし、一昨年の６４８人からは減少、１９６７年以降初めて６００件を下回った。シカゴが殺人事件最多の都市となったのはこの３年間で２度目。
シカゴ市警は、ギャングや銃、麻薬に関連した暴力事件が多発していると指摘。しかし、ニューヨーク市警のコンピューターを利用した犯罪分析部門を参考に、昨年６月に導入した新しいシステムによって、下半期の犯罪件数は上半期に比べて１８％低下したとしている。
２番目は、人口がシカゴの３倍のニューヨーク市で５９６件。０２年の５４８件から２％上昇したが、２年続けて６００件を下回り、１９９０年に記録した２２４５件からは大幅に減少している。
首都のワシントン・コロンビア特別区では、一昨年の２６２件から６％減少し２４７件だった。しかし、年が明けて９時間ですでに２件の殺人事件が発生している。
一方、件数が最も少なかったのはミズーリ州セントルイスで、６９件だった。一昨年の１１３件から３９％減少し、１９６２年当時と同件数だった。セントルイス署によると、１００人の担当警官を増強し、暴力犯罪者の対策にあたったことが成功したという。
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