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2004/06/02(水)
久々の感激。
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今日、職場に半年ほど前に退職しお嫁に行ってしまった友達が遊びに来ました。 まあ近況だとか色々話し(しょっちゅうメールのやりとりをしてるというに^^;) 結局半日くらい遊んでたのかねえ。途中PCが壊れて彼女に助けを求めたりしてたけど。
で、たまたま私が買おうかどうしようか迷っていたCDを彼女が持っていたので お借りして試聴しました。...衝撃。なんということだ。
というわけで今日の教訓。
食わず嫌いはいかん。
えと、普段私が滅多に手を出さない『J−POP』というジャンル(???)なんですが 『天野月子』の「天龍」というアルバムですね。これがショックだったんですよ。
この方は、過去に私が夢中になってた【零〜紅い蝶】のテーマ曲を歌ってるんです。 でまあ初めてその曲(まんま“蝶”というタイトル。ゲームイメージで作成されたらしい)を 聴いたときは、ゲーム自体発売前だったし、「?」て感じだったんですけど。 実際ゲームをクリアしてEDムービーを見てたとき、何と言うか【零】の世界観に妙に あってるな〜と感動したわけなんです。暗くて、でもきらびやか。構成やアレンジも どこがどうというわけでもないのに妙にクる。まあゲームクリアの感激もあったんでしょうけど、 でも私にしては割と珍しいことですね、こういうの。
で、後にアルバムが発売されたときも大層迷って、結局買わずじまいだったんですわ(^^; 何せ相手は『J-POP』、アタリ曲は“蝶”だけなのではないかとね。今思えば 偏見にまみれた大変失礼なハナシ。それがたまたま今日聴くことができて、まあ感激。
“蝶”は比較的一般ウケしそうな簡単な楽曲でした。充分ステキなんですが、何かこう 漫然と聴いてても耳に入ってくるような、そんな感じ。でも他の楽曲がスゴい。変だ。 アレンジも変だし、メロディーラインも難しすぎて何だか良く分からない。その上録音が、 何か野太い。綺麗な音ではあるんだけど、何ともアナログっぽいというか。低音部が かなり強調されてて全体的に微妙な分離の悪さがある。すべて『私好み』なんですが、しかし ギターのギャコーンて音(スクラッチ?)がお好きらしく(^^;やたら出てくるのが少々苦笑。
もともとは、私がどちらかといえばあまり評価してない某有名女性シンガーと良く似た印象しか なかったもので、まったくノーマークでした。いやー迂闊だった。本当に、勿体無かった。
なぜこれほど後悔してるかというと、まず自分の偏見に落胆。それとこのアルバム、いざ 「欲しい」と思ってもあまり売ってないんです。その上天野月子さんに関しての公式な情報が 異常に少ない。どうやら、一応メジャーなレコード会社からCDを出してはいるものの ややインディーズ寄りっぽいですね、今の段階で。もし違ってたらアレなんですが...。
とにかく久々に、最近の日本のシンガーで「良い!」と思いました。あー嬉しい。
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