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2004/06/15(火)
ついてない。
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そう思うことが多々あった、今日。 暑さのせいもあり妙に苛々してて、ギャルメンバーにも迷惑かけた。 申し訳ない。夜になって真摯な気持ちで反省したよ、まったく。
ギャルリハは、今日は録音メインだったんだけど、出来は帰宅後聞いてみたら 悪くなかった。てか良かった。妥協じゃないよ。苛々と相俟っての杞憂だった模様。 重ね重ねメンバーにはすまんかった、と言いたいですな。
さてところで、私は読書が大好きです。暑くてゲームやってると汗かくような日は 大抵余暇を読書に費やします。片手にはビールの缶かロックの酒がありますが。 今日はギャル練後、涼みながら『異邦人』を読み返しました。
気にいった小説は何十回も読み返すのが私のクセですが、読めば読むほど気になるのは その小説に出てくる食べ物の描写。わけてもメインにならないちょっとした食事風景に もの凄く妄想をかきたてられるんだよなー。例えば、
*『異邦人』の、ムルソーがレエモン宅で食す「ストーブで炙った腸詰」 *『グレート・ギャツビー』で、ニックがデイズィをお茶に呼んだときに出した「レモン・ケーキ」 *『羊をめぐる冒険』で、主人公が電車の中で食べる「いくら弁当」 *『ヴィヨンの妻』で、主人公が子供に公園で食べさせる「おいも」 *『80日間世界一周』で、パスパルトゥーが日本で食べる「残り物の鶏肉」の料理 *『あやかしの鼓』で、主人公が訪問先の書生と食べる「もなか」
...などなど、ちょっと考えただけでも印象に残ってるものがざくざく出てくる。
エンデとかは特に食べ物の描写が優れてると私は思うのですが、モモに出てくる 蜂蜜のかかったトーストとかね。あとジム・ボタンシリーズの、マンダラ国のご飯とか。 志賀直哉の『小僧の神様』の鮪の握りとか芥川の『芋粥』もそのまんま、実に魅力的なんだけど やっぱちょっとした日常の食事やおやつ、大して描写のないものが妙に印象に残るんです。 食い意地はってるのかな...。実際にその小説を読んだ人でも「そんなシーンあったっけ?」 て言うような些細な部分をよく記憶してます、私。ちょっと情けないけどな。
そんなワケで今日はゲームやりませんでした。起きたら午後だったんだもん(T_T) 引き続き『異邦人』読んで寝ようかとか思うです。
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