ツレヅレ
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2003/08/22(金) 旅、路、夏(後編)
ども、昨日(?)の日記の続きをこちらに書き込みたいと思います。長い文章御免。
妙高高原の民宿にて仮眠をとるつもりが、ついつい二時間ぐらい寝てしまって。
ちょっと焦りながら、カメラを持って近くの有名な滝に向かいました。
中学時代から、写真はとても好きでして。
セピア用のフィルムとか、色々凝って街の風景を撮りまくったのを覚えています。
最近数は激減したのですが、久々にやってみようかなと思ったわけです。

途中まで妙な人工の滝があったりして興ざめする道のりでしたが、線を引いたようにいきなり大自然の土地になって。
自然と歩を早めると、目の前に現れた滝は高さは50mもありそうな、本当に壮大なものでした。
自然に出来たダムみたいで。水しぶきが霧のように辺りを霞ませていました。神秘的。
やっぱり自然はスケールが違います。人間の作る芸術もいいけど、それだけじゃない事を再認識させられます。
ナイアガラとか、どんな迫力なんでしょうね。
滝の音、鳥と蝉の鳴き声、ひんやりとした空気を楽しんできました。最高。

帰りは余韻に浸りながら・・・と思いきや。山の中は、危険がいっぱいです。
急勾配で汗ばむ僕の周りに虫が多くなってきて。
ハエっぽいので「そんなに俺の体って臭い?」とか友達に冗談を言っていた瞬間。
これは、ハエじゃないことを思い出しました。アブ、ブヨの類です、よね、これって。
一年前、長野の高原でこれらにやられて病院にいく羽目になったので、恐怖症といっても過言ではありません。
虫を追い払うため踊るようにパタパタ手足を振りながら山を下ってくる熊のような体格の人間一匹。
通報ものです。

何とか例のヤツらを振り切って車に乗り込み、
適当に高原をうろついて写真を撮っていました。
網を持った少年少女は久々に見たなあ。
他にもジブリアニメに出てきそうな、向日葵に囲まれた動物病院とか、延々と続く道とか。
感性の赴くまま、林家ペー・パー子並に張り切ってきました。
夕焼けに映える自然は、素直に綺麗、としか表現できないものでしたよ。
頭の中には、ずーっと井上陽水の「少年時代」が流れていました。

宿に帰ると豪華な料理が待っていました。
山菜の天ぷら、コシヒカリ、おこわなど・・・あー六千円という学生時代には無い宿泊料を払った甲斐があった・・・。
食べて天然温泉で一っ風呂浴びて。浴衣に着替えてその場でダウンしました。
時間は9時半。普通は活動開始時間なのですが、もはや限界。
と思いきや・・・

早く寝すぎると、12時ぐらいには二人で目が冴えてしまって。
ついついテンションにかまけてお絵かき大会をしてしまいました。
お互いお題を言い合って、短時間で書き上げて対決するこの企画。
もちろんお手本が無い上に練習なんか一切ないので、とんでもない絵が続出。
例としては「魔法使いサリー」、「アイスのガリガリ君のマスコットキャラ」、「パタリロ」などなど。
「リボンの騎士」、「ピカチュー」などはもはや別次元の生き物と化していました。
一度、恥ずかしがらずにやってみてください、超面白いので。
地球外生命体と、出会えますよ。
結局4時ぐらいまで盛り上がって、6時起床予定が8時まで寝坊してしまいました。
ボチボチ帰路につかねば、友達がバイトに間に合わない。
バタバタとあわただしく宿に別れを告げ、車に乗り込みました。
帰り道でも写真を撮ることは忘れないようにしながら、一路大阪へ。

しかし、帰りというものは何故か行きより早く行動できるもの。
昼には石川県にいたので、寄り道をしました。
あまりにも日本海が綺麗なので、石川県小松市に降りたのですが。
全くそれがどこかも知りません。また無茶をしています。
で、降りると早速目の前に入る看板は「松井秀喜(漢字は怪しい)記念館」。
そうです、あのメジャー松井の故郷だったのです。
勢いでその場所へ行くと、横の家の名刹は「松井」。
実家なのね。これが。
ちゃんとセコムに入っていたのに大爆笑してしまいました(悪気はないんです)。
案外人がいて、生写真とか高校時代のユニフォームとかあったりして感動でした。
そして、海へ!泳ぐ時間は無いのですが、砂浜だけでも満喫したくて。
飛び出た海岸は、180℃全てが海となる広い場所。
人もほとんどいないし、砂浜、海、空はどこまでも続いてるし。
目の前を埋める青色。それだけで満足してしまいました。言葉になりませぬ。

で、現在に至ります。
知らない景色、場所、音、匂い、人々ってのは単純に魅力的で。
この狭いと言われる島国日本でさえ、これだけの感動がひしめいています。
もっと遠くに、もっと知らない場所へ。
味わった感動をひとつひとつ自分の中のものにして。
それを何らかの形で残せたら。どれほど幸せなんでしょうか。
ね。

さて、明日は仕事。日常に帰ってきました。
創作意欲もわいてきた。さて、頑張るかあ。


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