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2003/08/10(日)
一歩、歩幅、感じる世界
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バンド活動は少し休憩。今日は高校時代の同窓会に参加してきました。 僕たちの高校の仲間はなかなかに結束が固く、休みごとに一度はこうやって酒を飲みに行きます。 東京方面を中心に、ラオスから帰国した友達もいたり。 まだ学生が多い(のんびりしてます)のですが、職種で言えば医者、証券マン、教師(僕の他にもいます)、 銀行、一般企業、デザイン、建築、弁護士、国家公務員などなど・・・ 本当に多彩です。いい友達です。これだけ集まったら、将来でっかいことできそうなんですけどね。
午後6時にJR奈良駅に到着。集合場所までは普通に歩いたら十分とかからない場所で。 しかし集合時間は6時半で、時間的には余裕があります。 空を見上げれば見事な夕空。日差しは相変わらす強いまま。 そこで、昔地理の先生が言っていた言葉を思い出しました。 「熱帯の人の歩き方なんですが、本当にゆっくり歩くんです」。
ゆっくり歩いたらやっぱり涼しいのかな?と思って歩幅を二分の一にしてみました。 最初は体が馴染まなくてぎこちないフラフラとした歩き方になってしまったのですが。 慣れてくると、コレが涼しいんですね。普通に歩いたら感じられない微風で涼めたり。 見えてくる景色も二倍長く見るだけに全然豊かに見えて。ビルの色とか、道路の凹凸とか。 ちょっと得した気分になれました。 一度是非、お試しあれ。
「この狭い日本、そんなに慌ててどこへ行く」という皮肉?の言葉があります。 物理的な距離だけじゃなく、生き方でもゆっくり、ってのは重要な時があるかもしれません。 早く進まなきゃいけない、ゆっくり進んでもいい。人それぞれですが、 全て駆け抜けるにはもったいない人生です。精一杯豊かに楽しみたいものですね。
飲み会はとても楽しいものでした!韓国料理のお店に行って、焼肉やビビンバなど食べ漁ってきました。 相変わらすDrの清水はビール一杯でゆでだこになってました。 皆それぞれ成長はすれど、昔とほとんど変わらないのを確認できるだけで嬉しいです。 そんな仲間に出会えたのを誇りに思います。
終電まで駅前で喋るいつもの二次会を終えて。 家の最寄の駅から、また歩いて帰る事にしました。 ゆっくり、ゆっくり。かみしめて歩くのもいいもんです。 以上、年寄りな文章でした。
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