ツレヅレ
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2003/07/19(土) 墓前に、友達に、花束を
ども、かなり遅く日記更新でございます。
終業式で疲れきった体に鞭打って、今日も朝から仕事です。
というのは、中学校ともう一つ(副業禁止なんですが・・・)、公文教室の科学教室の先生を頼まれていまして。
相手は小学生の学年の違う10人弱の子どもたち。
ひょんな事からこの仕事を紹介されて、今回で二回目です。

今回のお題は「大気圧」。こいつぁ難しすぎる。
中学二年生でも教えたのですが、チンプンカンプンな顔をしていた経験があるので・・・トラウマな内容です。
ま、公文が作った教材やテキストがあるので比較的楽な思いで臨みました。
今回の公文が用意している教材はっと・・・うーん、使いどころが難しいものばかり。
コップをさかさまにしても、紙が大気圧に押されて蓋をしたままになる手品も知ってそうだし・・・。
と考えていると、子どもが来ちゃいました。えーい、こうなったらアドリブだ!と意気込んで授業へ。
・・・が、やはり子どもは正直なもの。教室は教材の風船が飛び交う甲子園球場となりました。涙。
うーん、自分自身でももっと実験のネタを用意していけばよかったのか。残念です。
やっぱり、「気圧」「電気」のような、目に見えない物を教えるのって難しいですよね。
しかしこれこそ理科教師の永遠の課題。頑張ります。
僕が目指しているのは本来は小学校教師!修行あるのみっす。

この公文教室は奈良県の桜井市にあるんですが、ここは友達が眠っている土地でもあります。
この友達に関しては、携帯版の日記に時々登場したことがあるのかな。

公文教室の近くにお墓はあるのですが、今日は人を待たせていたので寄れませんでした。
もう自由な時間も出来たので、一度花を添えに行かなくちゃ。
彼が他界してから早や四年。未だ彼が居ないということが信じられない自分も、正直、居ます。
受け入れられないほど悲しいとかではなく、ただ、認識できないのです。
こんな事言ったら色んな人に怒られそうですが、ね。
ので、僕はどこかで聞いてくれている、と思いながら墓の前に立ちます。
そのへんは高校時代の友達連中も一緒みたいで、いつも長い間目をつぶって静かに話しかけています。
死ぬということは、二度と会えなくなることです。ゼロになることです。
しかし少なくとも僕たちは、ここには居ない彼に助けられています。
こんなところで挫折したら笑われるな、とか思ったりしたとき、スッと体に力が沸いてくるんです。

他人を救う事が出来る、少なくとも僕は助けられている。影響を与えている。
ここからは極論であり倫理的にまずい部分があるかもしれませんが、
彼は僕たちの中で「生きている」という表現が可能です。
よく物語などで口にされているこの表現。
自らの身の中で言葉にした時、この表現は本当に適切であり、かつ重要な気がしました。

彼は僕たちの中で生きている。陳腐かもしれませんが、いい言葉のように感じます。
その「事実」を確認すべく、今年の夏も墓参りに行こうかなと思います。

で、待たせていた相手というのは。
つい最近留学先のラオスから帰ってきた女性です。高校時代の親友です。
英語にラオス語はマスター、確かタイ語にラテン系の言葉も少し解るのではないでしょうか。
我らの仲間内の期待のホープです。
もう会うのは一年以上ぶりになるのか。お互い立場も姿も変わって心身ともに様変わり。のはずが。
久々の再会でお互いテンションが高いものの、やっぱり最後には「相変わらずやなー」と言い合ってました。

もう一人高校友達を連れて、今日は岸和田までデートでした。
目的地は、これまた高校友達のコンサートです。
現在は奈良県立医科大学の5回生(現役合格でした。すごすぎ)で、今は軽音楽部に所属してます。
楽器はアルトサックス。お洒落ですよね。
同じ軽音楽という名前でも、僕が所属していたのはバンド単位だったのですが、
奈良県医大の軽音楽部はビッグバンドと呼ばれるジャズやスカなどを主に演奏する大所帯で。
以前も演奏会を聞いたことがあるのですが、本当に大迫力。結構ファンだったりします。

高校時代には楽器もほとんど触ったことの無かった友達も、今や一人前の演奏者です。
僕たちの仲間は、誰かしら音楽を大切にして現在の生活を楽しんでいる人が多く、それが誇りでもあるんですが・・・
やっぱり他人と音楽を楽しむことには問題はつきもの。
サックス吹きの友達もどうやら人間関係で悩んでいるらしく。
同パートのいじめが何とかかんとか・・・よくわかりませんが。
大変らしいのです。こんな時こそ、旧友の出番です。と言う事で遠出しました。

今回のイベントは、関西地方の大学のビッグバンドが集まるビッグイベントでした。普通にお金取れます。
道に迷いながら到着したときに演奏していたのは、奈良の天理大学のビッグバンド。
結構音楽関係で有名な大学なのですが・・・本当に段違いの演奏力で。
シビれました。マジでおしぼり投げたいくらい。
言葉では言い表せない感動。書くとすでに長い日記が収集つかなくなるのでやめます。
続いて京都大学(とっても落ち着いたジャズを聞かせてくれました)、そして奈良県立医科大学の登場。
曲は比較的簡単なものでしたが、息はピッタリ!安心して楽しめるライブでした。
友達もソロは演奏しなかったものの、バッチリ演奏できていました。
周りは多分吹奏楽部上がりが多い中で、初心者から頑張ってこの舞台に立っている友達を見て感動。
今まで押し殺し(切れていませんでしたが)ていた音楽的な感覚が蘇ってきました。よし。
やっぱライブって、いいですね。

演奏が終わってから楽屋へ赴いて、友達と再会。
「お疲れさん」としか言えませんでしたが、会えてよかったです。
あ、普通は花束とか渡すべきだったのかな、と他の友達と苦笑。
積もる話をしながら、家路につきました。

友達に花束を。色々な場面や意味がありますが。
友愛を込めて。ですね。

2003/07/18(金) 任期満了、終業式、泣けるのなら
ちょっと日記を書くのが遅れ気味の富崎です。
ごめんなさいね・・体力、気力、共に限界みたいで(^^;
バラバラに書いた日記を繋ぎ合わせてみます。

今日はとうとう今の職場を去る日。任期満了の日です。
朝は5時に起きて「ひょっこりひょうたん島」聞いてベースラインを確認していました。
ベースを人前で弾くのなんか、もちろん初めてですよ。
ある程度ライブ?には慣れているとはいえ、やっぱり緊張はするもんです。
で、いざスーツ着ようと思ったら!オカンがクリーニングに出していました。がーん。
朝の5時過ぎに怒り狂いながら(久々に親相手に怒った)、何とか服を見繕って学校へ。
ま、未だ自分のスーツの所在すら知らない僕はボンボンです。涙。

コレが最後の登校か、これが最後の出席簿のハンコ押しか・・・と、全てが最後。
感慨深い思いに駆られながら、吹奏楽部の練習に参加させてもらいました。
この学校の吹奏楽部は本当に練習熱心で、演奏レベルも大したもの。
僕の演奏でぶち壊しにならないように、音量を抑えていると・・・
顧問の先生に案の定「聞こえないよ、大丈夫?」といわれました。すんません・・・。
しかも吹奏楽部にはとても思い出深い生徒が沢山いて。授業中真面目に聞いてくれる生徒が多いんですよね。
最後にこの子たちと演奏できるのは幸せだと思いながら。
朝の練習を楽しんでいました。

職員室に帰って、準備して。とうとう、終業式です。
僕も一言言わなきゃいけないので、考えながら体育館へ。

いつものような雰囲気で始まる終業式。ザワザワしていて、生徒指導の先生が一言言うと静かになるような。
しかし、今日は生徒指導の先生は終業式の後にある留学生歓迎セレモニーに向けて変装中だったので、
かえって騒がしくなってしまいました。これには大笑い。

で、僕の名前が教頭先生によって呼ばれて。一言でございます。
あー、やっぱこの全校生徒ってのは緊張するなあ。
あんまり何を言ったかは覚えてないのですが、結局中学校最高!みたいな内容でした。伝わったかな。
で、挨拶を終えると陸上部キャプテンが前に走ってきて。
お花と手紙をもらえて、「陸上部起立!ありがとうございました!」と言ってくれて。
頭が上がりませんでした。礼を言いたいのはこっちの方なのに。

歓迎セレモニーは終業式の後すぐに始まりました。
陸上部の皆に感謝する余韻もなく、演奏開始です。
曲目は、前の日記にも書いた「ひょっこりひょうたん島」と「明日があるさ」。
やっぱり教師という職業柄、生徒の前に立って何かするってのはほとんど緊張しなかったのですが、
先生が間延びしないようにリズムを早くして指揮を執ったもんだから、練習の時と速さが段違い!
付いて行くので必死でかなり雑になってしまいました。ははは。まあベースやししゃあないか。と言い訳。
吹奏楽部の皆さんは、お見事としか言いようが無い。本当に熱心な先生の下、練習してます。
演奏の邪魔したのかがちょと不安、しかし僕は楽しませてもらいました。ふふ。
いい演奏会でした。吹奏楽の皆さん、ありがとうね。

留学生歓迎セレモニーは続きます。吹奏楽部の演奏(続いての「宇宙戦艦ヤマト」は凄かった)に続いては、
生徒会による日本の伝統によるファッションショー!
ご年配の先生方が制服や体操着を着たり、大爆笑でした。こんな学校に居れたことが誇りに思えました(いや、マジで)。
うーん、こんな時間もあと少しなんだな・・・とも思えて、ちょっと寂しくなりながら。

続いて留学生、イギリスから来た17歳の皆さん(外人の年齢は見た目じゃわからんもんです)が、
賛美歌を歌ってくれました。天使にラヴソングをに使われていた曲だったかな。
とてもキレイな声とリズムの取り方・・・やっぱ体の作りや文化が全く違うんだな、と感じました。
いやぁ、まさか歓迎セレモニーがここまで楽しめるとは思わなかった。拍手喝さいものでした。

終業式が終われば、とうとう僕も仕事終了。
一学期最後の放課後は、沢山のクラスが僕を呼んでくれました。
沢山の手紙、寄せ書き、お金を出し合って買ってくれたTommyのTシャツ、手作りクッキー。
ある生徒は職員室の目の前で替え歌を歌ってくれました。自分が打った初めてのホームランボールをくれました。
ある生徒は僕が辞めることに涙を流してくれました。とても心が籠った絵を描いてくれました。
プレゼント、それに込められた想いが本当に嬉しくて。嬉しくて。
ここで泣けるのなら、と何度も思いました。
僕は幸せ者です。

どうすれば生徒達の思いに報いることができるのか。
手紙は時間をかけて返していくつもりです。でも、そんなものではなく。しばらく考えてみて。
やっぱり、生徒一人一人を忘れない事が僕の役目かな、と思いました。
生徒の気持ちや話したこと、顔に名前、思い出。大切にしてこれからをすごしていくつもりです。
こんな気持ちも、曲にできたらいいですね。

最後のクラブでは、世話になった陸上部員と共に写真を撮って。
お世話になった先生に挨拶して、校門を後にしました。
校門を車でくぐった瞬間、達成感とも悲しみともつかぬ複雑な感情が僕を取り巻いたのを覚えています。
夜はお世話になった理科の先生方と打ち上げの酒を交わし、家路につきました。

こんな幸せな日はかつて無い気がします。僕は、幸せ者です。

2003/07/17(木) のらり、くらり、あと一日
今日は今、ジーパン穿いてPCに向かっています。
さっき、万代書店(深夜まで古本から服、楽器に雑貨まで売ってしまう学生時代の根城)に寄って買ってきました。
Levi'sのジーパン二枚と、ポロシャツ買って7000円は安いっす。まあ古着なんですが。
で、ちょっとはしゃいで装着してみました。
・・・・・もうちょっと、痩せないといけないな。トホホ。

その店で、何と大学時代の同じ研究室で戦ったファイター(というか同輩)に会いまして。
久々に大笑いしてしまいました。いやー、やっぱ友達っていいですねー。
その友達は、今は介護関係のバイトをしながらアメリカ留学のお金を貯めているツワモノです。
体操部の超ムキムキ。しかもバイク乗りなんでいかついの何のって。
しかも、横には最近できた彼女さんがいたりして。ひゃーいいなぁー。
そのコは今大学の3回生らしいです。若いなぁ・・・って、二つしか変わらないのですが、思ってしまった。

とうとう今の職場とも、明日でお別れです。
今日は最後の授業も難なく終え、昼からは仕事の引継ぎとベースの練習に明け暮れていました。
ある生徒はクッキーを焼いてくれたり、ある生徒はベースを弾いていて無愛想な僕の傍らで話し相手になってくれたり。
こんな時に素直に「ありがとう」が言えたらいいんですがねえ。
もちろん意識しているわけじゃない部分で、何か照れというか、ひねくれというか・・・
邪魔して、言えないんですよね。悲しきかな。
もう最後なのにねえ。可愛い生徒(ロリコン的な意味ではなく、博愛的な意味で)皆に素直に礼が言いたいです。

6時になって、生徒が帰ってから、学年通信を作りました。
最後の、僕に課せられた仕事です。
8時になったら、学校には教頭先生、陸上部顧問のD先生、音楽の先生といつものメンバーが残っています。
この静かで和やかな雰囲気の職員室の姿は、今日で見るのが最後なんですね。明日は飲み会だから。
そう思うと、ちょっと、もうちょっと、のらりくらりと自分の机に居座ってしまいました。

で、店寄って(これがいかんかった。買い物にはまってしまった)帰ったらもう11時ナリ。

明日は五時起きなんで、もう寝ます。
あと一日、頑張るぞ!

2003/07/16(水) モラル、狂気、正しい情報
すみません、日記を二日ほど滞らせてしまいました・・・
いやぁ、とうとう最後のラストスパートが思ったほか厳しくて。ねぇ。
学年便り、大掃除、手紙の返事(コレは嬉しいから除外気味)。
あと、極めつけは終業式の演奏会の練習!
ベースを弾くことになった上に、吹奏楽部とのデュエットが決定いたしまして。
こいつは本気でやらないと、吹奏楽部の演奏をメチャクチャにしてしまうので、頑張り中です。
理科室に籠ってベースを弾いてます、俺は教師なのか?と疑問に思います。はい。
給料泥棒やね。ボソ。

今日は授業が最後のクラスが沢山あったのですが、全部のクラスで記念撮影をせがんでみました。
一年生は「きゃー」と騒いで超ノリ気なんですが、二年生の動きの悪いこと。
やっぱ、お年頃なんでしょうか。照れてるのか何なのか。ちょっと凹んでいたのですが。
しかし、クラスで素直な何人かが「ちゃんと写れよ」と言ってくれて助かりました。
結局、大半の生徒が写ってくれて。感動です。

あと、手紙とかプリクラとかもらえるのには感動します。
僕なりにも、人間関係が築けていたんですね。
何か教育実習の先生と勘違いされている様子はあるのですが、仕方ないか。
この手紙、ひとつひとつ返していきたいところなのですが・・・
いかんせん、暇が無くて。
頑張って、時間かかってもいいから何とかしよっと。

こんな大変ながらも楽しい教育現場なんですが、最近現場を揺るがす事件がありました。
ご存知、長崎の誘拐殺人事件です。
犯人は中1、僕が教えている生徒と同じ歳です。
このニュースは、学校という場所に暗い影を落としていくのが解ります。
保護者、マスコミ、世間から学校に向けられる責任追及の目。
確かに、学校にも問題があるのは間違いないでしょう。
僕も正直後ろめたいものはあります。指導が行き届かない部分もありますから。
堂々と言ってるわけじゃあないんです。コレは本当に悩んでいる所でもあるんですが。
しかしですよ。
もっと、全てのものが責任を意識すべきでないか?と切に思います。

今日朝不快なニュースを見ました。
被告の生徒の顔写真が、モザイクをかけて出ていたのです。
人の好奇心を煽るためか何か知りませんが、
事件の本質を報道せず、無責任に、モラルも無く情報を流すマスコミに嫌気がさしました。
あと、巨大掲示板サイト「2ちゃんねる」にも、被告の少年の名前がいくつか載っていたとか。
中1の生徒が、「先生、2ちゃんねる見た?生徒の名前知ってる?俺知ってるで!」と
得意げに言っていたときには、僕は言葉を失いました。
好奇心を満たすだけの材料となっている、重大事件。
狂気です。

僕たちが子どもの頃から流行り始めたゲーム。
今やゲームはリアルさを極限にまで高めています。
何と、プレステ2の画像処理能力は、スーパーコンピューター並だそうです。
そして、横行するR15指定のゲーム、映画。
それを見て、笑顔の子どもたち。
「エグいの好きやで」という曇りの無い表情に満ちた狂気。
割り切っているから大丈夫とか、そんな問題じゃありません。

モラルの無い開発、表現の多様化。
大人は、売れたら、お金になれば他はどうだっていいのでしょうか。
ふと、そんなことまで思ってしまいます。

今日は懇談だったのですが、茶髪の親の多いこと。
僕自身髪の毛の先に茶髪が残っていたので何とも言えないのですが・・・
学校で茶髪がダメだ!という指導は全く意味の成さないものに思えました。
常識が常識で無くなった時、狂気が普通になります。

責任のなすりつけあいだけは、したくないです。
そんな大人ばかりだと、結局歪むのは子どもですから。

2003/07/13(日) 年月、歳のとり方、試合二日目
悲しきかな、今書いた日記はまた消えてしまいました・・・・
アクセスできませんでした、とか言うから「戻る」を押すとページの有効期限切れって。
コピペも再試行もできず、一時間の苦労が水の泡。
このサーバーめ、僕にうらみでもあるのか。涙。

ということで、手短になりますが許してちょTT

今日は参加人数が少ない試合二日目。
同じく顧問のD先生の車にて長居に向かいました。
D先生は、僕がこの学校で一番仕事を共にした(迷惑かけまくった)人なんですが。
この先生、僕の親と同じぐらいなんですが、とても面白い方です。
まず、マイヨットを持っている時点で凡人ではない。
休みの日は、毎回乗りに行っているらしいです。
うーん、海原を駆けるなんて素敵ですね。
また、今日ミーハーな部分があるのが発覚しまして。
娘(僕と同じ歳らしい)が聞いていたラルクやソフィアを、初めは認めてなかったらしいのですが・・・
聞いているうちに、ハマってしまったらしいのです。ギャップが激しくて大爆笑。
他にも「世にも奇妙な物語」に妙に詳しかったり。
僕の親父なんか、ある意味出家したみたいな人なのに。
えらい違いやなあ・・・。

そういえば、同じ学年の国語の先生(本当に豊かな人間性を持った人です)が言ってましたね。
人が平等に持っているものは、いのちと時間だって。
ほんの稀に、それを奪われることだってあるけれど。
確かに、皆が持っている宝物です。

その宝物は、自分次第で価値が決まるって事を最近切に思います。
出来る限り、多感でありたいものですね。
常に「今」を生きれる人って、素敵だと思います。
D先生はそんな魅力を持った人です。いやぁ。いい人に出会えました。

今日は雨で電気系統が壊れたらしく、試合が一時間延びてしまいました。
本当に土砂降りで。寒い時もあったくらいです。
この雨男っぷりを何とかしたいっす。マジでお祓いに行こうかな・・・。

家に帰って4時間ぐらい泥のように眠って。
今は明日の準備をしながら、もう眠くなっています。
そういえば、僕に残された羽曳野ライフは、あと一週間なんですね・・・。
出来る限り生徒と、先生方と触れ合って、悔いの残らない生活を送ろうと思っています。

2003/07/12(土) 雨上がり、大きな雲、安らかに
今日は陸上部の試合で、お仕事でございます。
朝の5時過ぎに起きて(マトリックスで寝不足)、のFried Pride耳に流しながら電車へ。
朝からお洒落な音は、気持ちいいですね。
トレインだと、奈良〜羽曳野って遠いんですよね・・・集合時間にギリギリでした。
生徒と我が陸上部のコーチと合流して、一路長居競技場へ向かいます。
しょうもない話をして大笑いしながら向かいました。
試合なのに、気合抜いてるよね、僕・・・顧問失格ですね^^;

着いた長居陸上競技場は、サッカーの長居スタジアムの隣。
この場所は昔、大学の友達と生物のレポートを書くため、隣接している植物園に来た以来です。
競技場の外の芝生にシートを敷いて(中は混んでいるので)、それぞれの生徒の試合時間を待ちました。

今日はとっても蒸し暑くて。時々照る陽が夏だったり。
アブラゼミとクマゼミの鳴き声が、響き渡る公園。
生徒と喋りながら、ゆったりとした時間を楽しみました。
こら、顧問。気合入れないで何をしてるんだか。
しかし、授業が無かったらつい気が緩んでしまって・・・ダメですねえ。

しかし、蚊が多いんですね、ああいう公園ってのは。
生徒の女の子二人が、合わせて30は刺されていました。
足がじんましんみたいになっていて、逆にテンションが上がっています。
足をパンパン叩いて、ニコニコと。
二人とも身長が140cm台で、小学生と言っても通じそう。
この二人は僕が授業を持っている子なんですが、授業中からは想像も出来ないほど元気です。
やっぱそれぞれ、違う顔を持っているんですね。というか、真面目に聞いてくれているのね。
いやはや、可愛い限りです。
あ、ロリコンじゃあないっすよ。

そんな和やかな光景を楽しみながら、見上げた空は。
ちょっと陽が射していて、大きな雲が沢山流れていました。
雨上がりの特有な雲の色。
ちょっと濃いブルーとグレーの混ざったような色の雲(何と言う色なんだろう)と、真っ白な雲が混在していて。
素直に、夏を感じさせる美しさでございます。
何か「夏だ!」という激しい感じじゃなく。
ゆったりと、安らかに迎える夏。
生徒が出払って荷物番のときに、ちょっとウォークマン取り出して。
Fried PrideがカバーしているFree(確かSwing out sisterもやっていた)を流しながら。
心地いい時間ですね。

試合も本当に楽しかった!ウチの生徒は残念ながら近畿大会には残れませんでしたが、
それぞれが相応の結果を残せていました。
競技ごとに起こる歓声なんかが、その場をとても盛り上げていて。
やっぱ生はいいなあと実感させられます。
サッカーの試合なんか観に行きたいなあ。
いやぁ、最高でした。

結局試合は4時10分まであって、
一日中外に居たので本当に疲れてしまい、家に帰ったらバタンキューでした。
生徒の皆さん、顧問の先生方、ご苦労様でした。
今日はギターは弾けないけど、音楽の良さを実感できたから、よしとしますかね。

2003/07/11(金) マトリックス、母校、リローデッド
今日から授業は短縮授業。とうとう僕の卒業?までのカウントダウンが始まりました。
しかし教室は容赦なく暑いし、生徒は散漫やし。まだまだ気は抜けません。最後までやり遂げなきゃ。
今日もだら〜んとした雰囲気の四時間でした。ほほ。
昼まではあっという間に過ぎ、三時半から部活だったのでそれまでは涼しい職員室でPCいじくってました。
授業準備もあらかた終えて、あとは資料整理だけなので気が楽ですね。

今日、二学期からの仕事が決定しました。
藤井寺からの仕事を断り、先日中高時代の恩師からのオファーを引き受けることにしました。
母校、奈良女子大学文学部附属中等教育学校の非常勤講師です。
こんなにも早く母校に帰ることが出来るようになるとは、思ってませんでした。
母校へ戻る事は昔に描いた夢。
今は現実を知って諦めていたのですが(国立学校の採用方法普通ではないため)
直接オファーが来たので、そんなことはお構いなし。
やっぱり僕は、幸運なのかなぁ。
しかし非常勤なので、稼げるお金も生徒との距離も羽曳野とはかなり違います。
しかし、来年こそは中国に留学したいから、勉強する暇が欲しいし。
いい条件が揃ったと思っています。生徒と触れ合えないのは寂しいですけどね。
二学期なら、僕たちが情熱の全てを傾けた学園祭もあるんだなあ。
今回は教師として参加するのか。ヘンな感じです。
恩師と肩を並べて教鞭を振るうのは正直不安でしかないのですが、引き受けたからには頑張らないと。

夜は、疲れた体を引きずってDrの清水と、中高大学と一緒だったT(いつぞやの日記にも登場していたな)
と、マトリックス・リローデッドを見に行って参りました。
Tの車に乗り込むと、かかっていた音楽は、何とThird Eye Brindのニューアルバム!
僕は初めものの見事に違うアーティストと間違いましたが。トホホ。
テンションバッチリ上がりながらワーナーマイカルへ。

マトリックス・リローデッドは格闘シーン中心の2時間半でした。
本当に映像技術は凄い!金かかってますねえ。
ストーリーは・・・バッチリややこしかったっす。
しかし、やっぱり面白い考え方の上で成り立っているストーリー展開でした。
というのは、「仮想現実(マトリックス)」という存在。
実は今僕たちが見ている、聞こえている、感じている感覚は
他の何かの手によって作り出されているという考え方です。
この映画の場合は、機械が作り出しているのですが。
僕も、これに似た事を考えたこともあります。

「胡蝶、夢を見る」という話をご存知の人は居るでしょうか。
昔の中国の思想家の書いた文章だった記憶があるのですが。
確か、自分が蝶になった夢を見た、か何かで、
夢で見た蝶が実は本当の自分の姿で、今の人間の姿は夢ではないのか?というものです。
夢と現実の境界線がひっくり返ったとき、どうなるんでしょうか。
あと、例えば色なんか。他人が見ている「赤」という色は、自分が見ている「赤」という色と一緒なんでしょうか。
結局「赤」という概念は後天的に備わったもので、それが一緒なのかどうかは解り得ません。
他人になる事が、できませんからね。
そんなことを考えると、きりがありません。

ま、答えは無いのでこのへんでやめておきます。
周りの物の真理に、答えを求めるのは凡人では無理です。
コレに答えを導くならば、宗教などが活躍するんでしょうね。
宗教は真理ではなく、発明品がほとんどだと僕は思っているのですが。
・・・・こんなこと言ったら怒られそうですね、ごめんなさい、あくまで一意見なので流してくださいね^^;

まぁ、母校にリロード?することが決定したから、一学期間の経験を生かしつつ、勉強しなきゃ。

2003/07/10(木) ベース、心霊ツアー、ついつい
ども、日付が変わってから書き込んでいます。
本日はちょっとはしゃぎすぎまして・・・。いかんなあ社会人なのに。
ということで、遅れた更新でした。

今日は本当に、暑い!暑すぎる!
なんか、昨日は最高気温が37℃に達したらしいし。
異常気象、温暖化の足音が聞こえてきますね。本当に恐ろしい。
しかし、マイカーが無けりゃやってられないこの生活。どうしたらいいものか。
一人一人の意識が高まることは、本当に難しいことなんで。
うーん。

そんなことを思いながら職員室のクーラーで涼んでいると、音楽の先生から終業式の出演依頼が来ました。
僕もびっくり。まさか、こんなところで楽器を演奏することになろうとは。
しかもベースらしいので、僕としては大盛り上がり。で、原曲をもらおうと思ったら・・・
楽譜を、手渡されました。
そりゃ当然ですね。しかし、しかしですよ。僕は楽譜が読めないんです。
今まで曲は全て耳コピなんで、おたまじゃくしは本当に苦手で。
どうしようかなぁ・・・と思っているうちに、練習に参加してしまって。
ほとんど弾けませんでした。吹奏楽部のみなさん、ごめんなさい。
途中からはあきらめて耳に意識を集中させて。なんとか「明日があるさ」は頭に叩き込みました。
あとは「ひょっこりひょうたん島」かぁ・・・頑張ります。
ついつい練習に熱中してしまって、陸上部の顧問の仕事を忘れていて。
いかんなあ、本当に自分に走ってしまいました。仕事、仕事。

もう授業準備も全て終わって仕事的には楽になったのですが、
何かとしているうちに8時ぐらいになってしまいます。
帰宅途中に大学時代の後輩から電話がかかってきて。
ちょっと大学の練習スタジオに顔を出すことにしました。

すると、懐かしい面々が出迎えてくれました。僕が普通に就寝する時間にも、彼らは練習してるんですよね。
で、学生のみなさんのパワーは計り知れず・・・「これから遊びに行きましょうよ」と誘われてしまい。
ついつい、車に四人(軽なので明らかに人数オーバー)乗っけて河内長野にまで行ってしまいました。

後輩が行きたがったのは「滝畑ダム」、何と心霊スポットらしいのです。
僕はこの手の場所がスゴイ苦手で。だって、怖いだけで楽しさがわからないのですよ。
たぶん同じ思いを抱いている人も多いはず。しかし、心霊体験が好きな人もおおいんですよね。
仕方なしに、行って参りました。

山を登るのでガスが出てきたり、明かりが一切無い林道を通ったり。
もうそれだけで、お腹いっぱいっす。
肝心のダムは特別警戒中らしく、入れてもらえませんでした。
で、帰りにトンネルを抜けて橋を渡ると。

橋の上に、何か白い小さな物が。
後輩が怯えながら、言いました。「あれ、靴じゃないっすか?・・・」

僕は怖いというよりも、むしろ「通報しなきゃ」と思ってUターンしました。
まさか、という混乱。車内の皆の顔は蒼白です。
近づいてみると・・・・・。

コンビニの袋でした。結び目が紐に見えたんですね。ちゃんちゃん。
全員、安堵のため息を漏らしました。
残念、なんて不謹慎なことは言いません。いやぁ、良かった。
しかし、死者を弄ぶような心霊ツアーってのは、やっぱり好きになれなかった夜でした。

家に着いたのが1時過ぎで。速攻寝ます。うむ。
今日はベース弾いて後輩と遊んで。
つい学生時代の自分に戻った気がした一日でした。
こんな日もたまには、いいですよね。

2003/07/09(水) 手紙、言葉、伝わるもの
また遅くの帰宅です。残業手当もつかないし、これは給料分働いているなあと実感しました。
昨日は何とか未明に成績処理を終え、常に元気な生徒たちの待つ学校へ。
マブタと頭と足が重い中、最後の一仕事を終えた充実感とテンション、
そしてそして!昨日生徒からもらったPikoのTシャツを着て気合充分!

そうなんです、昨日本当に書きたかったことはコレです。
6時間目が終わって理科室の掃除の監督をしていると、生徒二人が駆け寄ってきました。
恥ずかしげに「おめでとう!」と言って手渡してくれたその中身とは。
何と、バースデーカードも付いたプレゼントを戴いたのです。
うーん。本当に今の学校の生徒に出会えて良かったと思える瞬間でした。感動、すぎる。
ここで泣けたら、どれだけ幸せなんでしょうか。僕は本当に嬉しさや悲しさを表現するのが下手でして。
Sさん、Uさん、本当にありがとうねー。
何とかして祝ってくれた生徒の皆に報いたいのですが、方法が中々無くて。
只今探し中です。何かいいのないかなー。

気合充分で臨んだ時間無制限?タイトルマッチ。
しかし、31℃の湿度70%。もはや教室はパプワニューギニア。
生徒も僕もノックアウト気味でした。トホホ。
夏休みとはいい制度です、あんな暑いところで勉強なんか集中してできるはずがないっす。

そんな中、昨日祭に行っていた生徒に呼び止められました。
一昨日、昨日の二日間祭があったのですが、僕は当然仕事で学校に10時過ぎまで居ました。
生徒たちに会いに行こうと思っても、文字通り後の祭り。祭りは終わってしまっていました。
その生徒は浴衣で祭に行っていたらしく、浴衣姿をお披露目しようと9時過ぎまで待ってくれていたそうです。
うぅ・・・健気だ・・・・スミマセヌ。
で、残念だったからということで、浴衣姿のプリクラ入りの手紙をもらいました。
「先生、何で来てくれへんかったん?」・・・ゴメンよ、仕事なのよ。そしてアリガトウ。
そんな内容に凹みつつ癒されつつ、今日は一日何とか乗り切りました。

この学校にいる日があと10日を切りました。
誕生日ってこともあって、最近は手紙をもらう機会が多くなりました。
生徒達が書いてくれた文字を見てみて。
本当に、その生徒一人ひとりが見えてくるようです。
文字ってのは、その人の性格が出ますよね。
気が強い人は字が右上がりだってよく言いますし。
優しい字、辛そうな字、真剣な字。同じ人だっていろいろあります。
手紙ってのは、電子メールと違って気持ちが多く伝えられるものなんでしょうね。
一方通行といえばそうですが、だからこそ、という良さがあったり。素直になれる部分もありますしね。

生徒からもらった手紙を家のブリキの箱に入れて、一息。
最近こうやってキーボードで入力する文字。手で書くことなんて、本当に減りました。
ちょっと手で文章を書いてみようかな、と思いました。
昔(中高時代)は、日記をノートに書いていたんですが。
今読んだらどう思うんだろか。今の僕に向けたメッセージが、10年後宛ての手紙があるのかな。

ちょっと、読んできます。

2003/07/08(火) 多忙、多忙、他某
本当に忙しすぎる!
今、成績処理の真っ最中です。
今日は寝られるかわかりません。ひぃ〜〜・・・。

ということで、今日の日記は後日書きます^^;
本当にしっかり書きたいんだがなあ・・・マジで余裕ない。
見てくれた方、本当に申し訳ない;;

7月絵日記の続き


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