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2003/07/11(金)
マトリックス、母校、リローデッド
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今日から授業は短縮授業。とうとう僕の卒業?までのカウントダウンが始まりました。 しかし教室は容赦なく暑いし、生徒は散漫やし。まだまだ気は抜けません。最後までやり遂げなきゃ。 今日もだら〜んとした雰囲気の四時間でした。ほほ。 昼まではあっという間に過ぎ、三時半から部活だったのでそれまでは涼しい職員室でPCいじくってました。 授業準備もあらかた終えて、あとは資料整理だけなので気が楽ですね。
今日、二学期からの仕事が決定しました。 藤井寺からの仕事を断り、先日中高時代の恩師からのオファーを引き受けることにしました。 母校、奈良女子大学文学部附属中等教育学校の非常勤講師です。 こんなにも早く母校に帰ることが出来るようになるとは、思ってませんでした。 母校へ戻る事は昔に描いた夢。 今は現実を知って諦めていたのですが(国立学校の採用方法普通ではないため) 直接オファーが来たので、そんなことはお構いなし。 やっぱり僕は、幸運なのかなぁ。 しかし非常勤なので、稼げるお金も生徒との距離も羽曳野とはかなり違います。 しかし、来年こそは中国に留学したいから、勉強する暇が欲しいし。 いい条件が揃ったと思っています。生徒と触れ合えないのは寂しいですけどね。 二学期なら、僕たちが情熱の全てを傾けた学園祭もあるんだなあ。 今回は教師として参加するのか。ヘンな感じです。 恩師と肩を並べて教鞭を振るうのは正直不安でしかないのですが、引き受けたからには頑張らないと。
夜は、疲れた体を引きずってDrの清水と、中高大学と一緒だったT(いつぞやの日記にも登場していたな) と、マトリックス・リローデッドを見に行って参りました。 Tの車に乗り込むと、かかっていた音楽は、何とThird Eye Brindのニューアルバム! 僕は初めものの見事に違うアーティストと間違いましたが。トホホ。 テンションバッチリ上がりながらワーナーマイカルへ。
マトリックス・リローデッドは格闘シーン中心の2時間半でした。 本当に映像技術は凄い!金かかってますねえ。 ストーリーは・・・バッチリややこしかったっす。 しかし、やっぱり面白い考え方の上で成り立っているストーリー展開でした。 というのは、「仮想現実(マトリックス)」という存在。 実は今僕たちが見ている、聞こえている、感じている感覚は 他の何かの手によって作り出されているという考え方です。 この映画の場合は、機械が作り出しているのですが。 僕も、これに似た事を考えたこともあります。
「胡蝶、夢を見る」という話をご存知の人は居るでしょうか。 昔の中国の思想家の書いた文章だった記憶があるのですが。 確か、自分が蝶になった夢を見た、か何かで、 夢で見た蝶が実は本当の自分の姿で、今の人間の姿は夢ではないのか?というものです。 夢と現実の境界線がひっくり返ったとき、どうなるんでしょうか。 あと、例えば色なんか。他人が見ている「赤」という色は、自分が見ている「赤」という色と一緒なんでしょうか。 結局「赤」という概念は後天的に備わったもので、それが一緒なのかどうかは解り得ません。 他人になる事が、できませんからね。 そんなことを考えると、きりがありません。
ま、答えは無いのでこのへんでやめておきます。 周りの物の真理に、答えを求めるのは凡人では無理です。 コレに答えを導くならば、宗教などが活躍するんでしょうね。 宗教は真理ではなく、発明品がほとんどだと僕は思っているのですが。 ・・・・こんなこと言ったら怒られそうですね、ごめんなさい、あくまで一意見なので流してくださいね^^;
まぁ、母校にリロード?することが決定したから、一学期間の経験を生かしつつ、勉強しなきゃ。
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