管理人日記
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2003/11/25(火) 決意?
ここ5,6年、「なんで私、こんなにも忘れちゃってるの」と思うことがかなり多かったので、思い切って中学・高校の理数のおさらいをすることにしました。
もうさー、乙4(危険物)の化学とか、公式覚えて式は立てられても、答えが出んわけよ。方程式の解き方忘れてて。しかも、取得から5年以上も経った今、もう公式も忘れたかも…
なんかもう、おとうさん、おかあさん、学費ムダにしてごめんなさいという感じ。
まあそんなこんなで、初めは何か新しい勉強を始めようかと思ってたんだけど、急がば回れで基礎からやることにしました。

こういうのは思い立ったが吉日だぜ!と、早速今日、会社帰りに図書館に寄ったのですが、図書館はお休みでした。
しょうがないなー、と、本屋さんに行ったら、近所の大型書店は1軒は休みで、1軒は店自体は空いてたけど、テナントの都合上参考書売り場は休みで、そうこうしているうちに他の大型書店は閉店時間となり、ぎゃふん。
なんだよー、もおー。なんでいっぺんに休むのさっ。
こういうのは、やる気になったときに最低限本の入手をしとかないと、絶対とりかからないんだよー。

しょーがないなー、じゃ、今日は工場科学の基礎でも読むかな…
と思ったら、よく考えてみたらそんなことより、さっさと出さなきゃなんない派遣会社に提出の書類(車両通勤申請とか、年末調整とか、イロイロ)をまだ全然作成していないのであった。
しょうがないなあ、もお。今日は勉強するなってことね。今日は、やめやめ。明日から明日から。
↑早くも…

2003/11/24(月) 感想いろいろ
・香料化学入門
ていうか、いきなり(笑)
かつて私が高校生だったころ、生物部とかいう得体の知れない部活に入ってたのですが、そこでハーブ(ローズゼラニウム)を蒸留してエッセンシャルオイルを抽出したことがあったのですが、そのことを思い出しました。…あ、ちなみに、ナマモノ部でなくセイブツ部です、念のため。
1回目、バラっぽい香りになるところを、何がどうなったのか刺激臭(例えて言うなら、カレーのような…)を放つ謎の液体が出来上がったことも、今となってはイイ思いでです(笑)
2回目、ちゃんとバラの香りのエッセンシャルオイルが出来上がったのですが、同部員で当時の親友は何を思ったのか、「聞いて!私、コレ、先輩にプレゼントすることにしたわ!」とかなんとか、バレンタイン前日に何故か生物室の器具で湯煎したチョコと一緒に、その香水をあこがれの先輩にプレゼントしてました。…男子高校生がバラの香水なんか貰ったって困るだろう、と今では思うけど、いやー、青春だ(笑)
ところで、エッセンシャルオイルとは、香水になる前の、アルコールも何も混ぜない、蒸留したそのままの液体を指します。花などの植物の香りには、それ自体に殺菌力があるそうですが、その殺菌力にも限度があるのか、2月につくった私のそれは、夏にはカビがきて、スゴイ色になってました。…もし捨てられてなかったとしたら、先輩の家でもきっと…
おおっと、全然この本の感想書いてないし!
この本は高校の化学を理解していればわかるように書かれているそうですが、私はもうイロイロ忘れちゃってて、さっぱりだったので、化学っぽいところはとばして読みました(…)
植物性香料はともかく、動物性香料の採取は、えげつないですねー。まさしく、現代の残酷物語だ…
あと、この本ではシクラメンなんたら言う香料物質があるのに、シクラメン自体は殆ど匂わず、ミニシクラメンがほのかに匂う程度、というようなことが書かれてましたが、ちょっと前に読んだゴキブリの本では、ゴキブリの体臭はシクラメンの香りに似ているとか書かれてました。あんま匂わなくって、ヨカッタネ!シクラメン!

・武蔵(大河ドラマ)
うおーん!!「またやん」、死んだーー!!(泣)
私は、したたかに生きた彼が、それなりに好きでした。
(「それなり」なのは、個人的に死の商人はどうかと思うから…)

・李歐
結局レディ・ジョーカーの前に、読みかけのコレを先に読んじゃいました。
実は以前(文庫出て直ぐにくらい)に読んでたのですが、当時は正直なところ、「物足りない」というような感想を持っていた気がします。
だって、言ってしまえば、主人公が一人のスゴイ人物を待つ物語じゃないですか。待ってる人を主人公にするよりは、そのスゴイ人の方を主人公にした方が面白いのに、と思ったわけです。
あれからちょっと歳くって今、読み返してみると、これはこれでアリかな、と思います。というか、面白かったです。
「我が手に拳銃を」(←コレを全面改稿して文庫化したのが「李歐」)の方はパラ見しかしてないのですが、
「李歐」の方はコレより、一彰がよりあらゆるものに流されてる気がし、そして私は「我が手に」より「李歐」の一彰の方が好きそう…とか言ってたら、しづきさんは「我が手に」派だった…!なんとなく、がーん!
私も、ちゃんと読もっかなー、我が手。
…余談だけど、我が手の表紙って、なんとなく11,2巻の「ゴージャス」直江を思い出す…あ、いや、「ボディ・ガード」の表紙かな?

・地を這う虫(文庫版)
ちょっと前に読んで感想書いたのは、単行本版の方です。
念のため確認してみたら、やはりというべきか、文庫版は全面改稿されてました。
短編5編から4編になってました。
とりあえず一番好きな「父が来た道」をパラ見したのですが、私は単行本版の方が好きだなぁ。最後のオチ。
文庫版は父はあんまり悔しくなさそう…

・マークスの山(単行本版)
まだまだ続くよ、高村薫!
こっちは読み返さないつもりだったのに、昨日TOEICの帰りの電車でしづきさんとマークス話をちょっとしたらやっぱり読み返したくなり、結局図書館でパラ見してきました。…というか、4,5年前に読んだ時には、最後の方で合田さんが北岳に登る前に加納さんとお酒を飲む場面はなかったような気がして、しづきさんに「文庫版、北岳登る前に一緒にお酒飲むねんで!」と自慢したところ(?)、「え、単行本も飲むやん」と返され、小さく衝撃を受けながら、確認してきたのでした。結果は…なかったでー、しづきさん!えへん!
…いや、それとも私の探し方が悪いのか?!つか、ちゃんと読め?
お酒のシーンは見つからなかったけど、代わりに加納さんは合田さんの結婚式には出席しなかったことを知り、ちょっとホロリ(笑)
あ、そういえば単行本版、表紙は何種類かあるのですね?
私が4,5年前に見たヤツは、北岳とマークスらしき人物の顔が二重写しのように描かれてたのですが、今日図書館で見たヤツは、北岳と、何かを掴もうとしてるような手でした。
もしかして記憶違い?!と思って古本屋さんに行ってみたら、ちゃんとマークスバージョンもありました。
ちなみに中身は同じでした。

・レディ・ジョーカー映画化
…ていうか、主演って、渡哲哉?!ってことは、主人公て、合田さんちゃうのん?!
えー…犯人グループ側が主人公でも、それやったら、あの刑事の人の方が…

2003/11/23(日) TOEIC
今日はTOEICテストでした。会場まで迷子になっても間に合うように、と、余裕のある時間に同じ会場のしづきさんと待ち合わせてたのですが、あろうことか、待ち合わせ駅までのローカル線を逃し、挙げ句会場最寄り駅までの電車も遅れてて、更にバス停で行列が出来てて、結構焦った。ま、迷子にはならなかったので間に合いましたが。
テスト自体は、長文問題が異様に簡単でした。
私は以前、文法よりも長文の方がまだ好きだと書きましたが、それでもTOEIC問題集の中には、大半が知らない単語で埋め尽くされ、話題が何なのかもわからないままにとりあえず読み進んで、最後の方にやっと出てきた知ってる何語かで残りの内容を想像で埋める、という、殆ど未知の古文書を読む考古学者か何かのような心境になる問題もあるのですが、今日のはそういうのはありませんでした。というか、ほとんど知ってる単語で、しかも短かった気が。
ああ、なのに、前回「文法問題はどうせ考えたってわかりゃしないんだから、じっくり考えたらわかりそうな長文からやろう」と挑んだら、ほとんどが古文書のような問題で、更に時間配分を誤り、文法は問題見る時間もなかったので、今日はアタマから順(つまり文法から)やっちゃいました。
あーん!こんなことなら、長文からやっときゃよかったよう!どれも落ち着いて考えたらわかりそうな問題だったのにぃ!どうせ文法なんて、考えたってわかりゃしないさっ!残り30分とかで長文30問とか残ってると、もう、焦りが先に立って、文字はアタマを素通りだよ。本来間に合う分まで間違ってそう。
そんなこんなで、近頃英語に関しては頭打ちを感じ始めたワタクシ。こっから先は、どれだけ英語を日頃から読むかにかかってる気がする…

そして、結果は1ヶ月後くらいに届くそうです。……とんだクリスマスプレゼントだ……

ああでも、考えてみたら直也もイヴは通信簿の日なんじゃ??…あれ、今は終業式、22日か??
……つか、通信簿は何の心配もいらんのか、直也の場合……

2003/11/20(木) 祝?映画化!!(追加)
レディ・ジョーカー、映画化するそうですね!!
おおー、なんていいタイミングなんだ、私!実はマークスの山を読んでから無性に読み返したくなって、家にあるレディ・ジョーカーを出してきたり、いやいや、順番から行くと図書館で「照柿」を先に借りてくるべきか、いや待ってよ、返却日を考えると、図書館で借りてた「晴子情歌」と「李歐」が先か、って、悩んで多トコなんですよ。…って、公開は来年秋以降だそうですけども。

キャストは、合田さんは徳重聡さん(新人)、薬局店主(名前忘れた)は渡哲哉さんだそうで。
義兄は誰がするんだろ??

ああでも、あれだけぎっしり詰まった話を2,3時間で収めなきゃならないんだから、いっぱいはしょられるんだろうなあ。
映画と本とどっちが好きかって話の時に、大抵そのような理由で本を選ぶワタクシです。
映画にするなら「黄金を抱いて飛べ」とか「神の火」とかのがまだなりやすいような気が…

うーん、期待半分、不安半分…いやいや、とりあえずは期待8割不安2割で楽しみにまってみようかな。



追加。それにしても、薬局店主、あんなに貫禄あっていいのか??
そして、そんなことより何より、義兄、出番あるのか?!

2003/11/17(月) 往生しまっせ
今日は初仕事でした。
今日はまだ全然大したことをしていないので、大した感想はないのですが、制服として事務服を渡されたのにはたまげました。

面接でじゃ、作業着準備するって言ったじゃん!
今日なんて、たまたま上はブラウスだったけど、上から作業着着るしと思って柄モノ(しかもハデ)だったし、いやそんなことよりなにより、どうせ作業ズボンに着替えると思って、ストッキングなんてはいてないし。しかも、足太いし。

…つか、今後事務服で作業なの?
上着の袖あんな短かったら、ブラウスの袖汚れちゃうよ!日野さんに怒られちゃうよ!(>神の火)
いや、それより機械に引っ掛けて危ないんじゃあ…

2003/11/16(日) マークスの山
目下のところ、私の中では高村薫ブームです。
そんなわけで、マークスの山(文庫版)、読みました。

実は4,5年前に、単行本版を読んでいたハズなのですが、どこが違うかったかわかるどころか、まるで話を覚えていませんでした。
唯一、映画館で加納さんと会うとこだけ覚えてました。
察するに、当時、どうやら私は加納さんとのからみの部分だけを斜め読みしていた模様。
…いくらなんでも、それはどうだろう、4,5年前の私…!
もう、腐女子とか、そういう以前の問題だ…

改めて読んでみると、とても面白かったです。
照り柿とレディ・ジョーカーを読み直したくなります。(こっちはちゃんと読んでた。)
そういえば、レディ・ジョーカーとテーマは似てますよね。

そして、改めて読んでも、あのふたりはアヤシイ…
どんな顔して合い鍵を渡したのかと思うと、私の方こそ若白髪が増えそうですヨ…

2003/11/15(土) デザート
先日、友人宅で鍋パーティーをやりました。
キムチ鍋でした。

ところで、写真はそのときのデザートです。
ちなみに、タクアンではありません。
ぱいなっぷるです。
近所のスーパーで198円。
甘くてうまかったっスv

2003/11/11(火) 秋の味覚
先日、父が釣ってきました。
サワラ。79センチ。前に置いてあるのは、普通サイズのカップラーメンです。

生でも焼いても煮ても、んまかったっスv
仰木さんにも食べさせてあげたいよ。
魚、好きでしょう?(←昔の直江口調で、ひとつヨロシク。)
あ、でも、今はもう、育ち盛りの頃のようには食べてくれないかもっ。

なんとなく、ミラキャラは海の幸で、あおなおは山の幸で秋を感じていそうな気がする。あ、ミラキャラは、主に赤鯨衆で…って、当たり前か!

蒼江さんは、「ああ、もう松茸の季節だったな」とか…?
………書きながら、何故か微妙にムカツクのは、高級国産焼き松茸とか想像したからかも。
いや、でも、さすがに蒼江さんも、接待くらいでしか食べない、のか??
…自分が食べたことないんで、よくわかりません。
つか、第一、松茸はもう終わってるだろ…


…ああ、どうでもいいけど、近頃、なんか日記サイトになってきたなぁ…

2003/11/10(月) 当落
開票結果、朝、見ました。
結局与党が自民党ってのは、根拠はないけど心のどこかで予想してたので、「ああ、やっぱりね…」と思ったのですが、保守新党と社民党は驚きました。党首、落選て…!(笑)
「土井さん、落ちたら面白いよね(笑)」とか冗談で言ってたのですが、まさかホントに落ちるとは思ってませんでした。いやはや。
熊谷さんに至っちゃ、もう…

あ、そうだ。当落といえば、ワタクシ今日、ようやく、ようやく!仕事、決まりました!
な、長い道のりだったぜ…

例え440点であろうとも、たいして喋れないとわかっていようとも、ワーホリに行ったからには何か英語の仕事に就きたいと思うのが人情というか何というかで、とりあえず「要日常英会話」ってトコを探してた時期もあったのですが、勿論ことごとく落ちてました。(つか、まず、派遣会社のテストでばんばん落ちるね!)
英語以外も、転職は悉く失敗して、このままじゃいかんぜよ!って、結局は前と同業種を受けたのですが、なんと、そっち方面で外資の会社と巡り会いました。
人生って、そういうもんなのかも…

そんなこんなで、英語の能力を買われたわけではないので、とりあえず仕事始まるまで(来週からです)は、「工業化学の基礎」とかいう本で、おさらいでもすることにします。…これまた、もはや昔取った杵柄になる寸前なんだなぁ、これが…
なんかさー…1ページ目からして、新鮮っつーかさ…←ダメじゃん…

2003/11/09(日) 庶民の味方
今年の大河ドラマ「武蔵」、面白いですね!
実はオーストラリア滞在中もずっと気になってて、帰国してからは欠かさず見てます。9月帰国だったので、「小次郎!!…敗れたり…!」にも間に合ったぜ!
しかし、見始めた頃は毎回、「コレ、誰も、農民ですら『イヤーっ!!誰か、誰か救急車…!!』とか取り乱さないあたりがスゴイよね。まあ勿論、救急車などないが。」と思ってたのですが、もう今、時代に慣れた。…それはそれで、問題アリ?

私はハタチくらいまでは、歴史上の人物では普通に、織田信長だの羽柴(あくまで、羽柴!)秀吉だの、源頼朝だの、坂本龍馬だのが好きだったのですが(でも徳川は嫌い)、近頃はもっと庶民寄りの人の方が好きです。
庶民の味方・大塩平八郎や、スゴイ庶民・高田屋嘉平、大黒屋光太夫、あとは青木昆陽のような研究者とか。


そういえば今日、衆議院選挙でしたね。
コレ書いてる今、開票結果はまだ出てないんだけど、どうなるんだろ??
何にしても、庶民のための政治、求む!
つか、最低限、税金のムダ遣いはヤメロ。

2003/11/08(土) 神の火
「神の火」高村薫著、読みました。
1991年に単行本刊行され、文庫化にあたって全面改稿(単行本絶版)後、1996年に文庫版を底本として改訂新版が出版されたそうですが、私はその、改訂新版を読みました。
難しくて私の想像力が追いつかない部分もありましたが、わかった部分は面白かったです。
冷戦下の国同士の微妙な関係と、スパイと暴力と権力と原子力の話。
そういえば、シドニーからの帰りの機内誌に、偶然にも氏のインタビュー記事が載っていたのですが(でも、何故か英語だった…)、それには、エッセイと小説の違いは美学の有無であり、美学がなければ小説にはなり得ない、というようなことが(多分)書かれてました。「神の火」も含め、彼女の作品を読むと、「ああ、成る程」と思います。
ああ、でも、「神の火」のラストは、個人的には、ややスッキリしない感じ…。話の筋的にはスッキリしてるんだけどな…もやもや。

作中、「時代は変わる。必ず変わる」と江口氏が繰り返し言ってましたが、確かに一つの時代が終わったのだなぁ、と思い、ふと、桑原先生の「時代の捨て石」という言葉を思い出しました。
時代の捨て石。うーん、正に、そういう感じ。

あと、日野は、高村作品には珍しい性格だな、と思いました。いや、目玉のくだりは、らしいんだけど。
島田の方は、そのものですよね。
普通にこの二人も良もツボだったのですが(…って、ツボって…我ながらそういう見方も、どうよ?という気もしなくもない…)、あとは江口の「写真」はどっちもツボ。あ、あと、ボリスも。
ボリス。全然関係ないけど、ロシアでは「ボリス」さんて名前、ポピュラーなんでしょうか??「神の火」で、「ボリス」さん、3人目…

あとは、ベティさんに同情。きっと、彼が一番割にあってないよ…

2003/11/07(金) めそり。
北海道シチューのCMを見るたびに、仰木兄妹を連想し、めそめそするワタクシ。

…手紙、無事に届いたのかなぁ。
つか、手紙じゃなくて、会ってくれーーーっ!!!(TT)

2003/11/04(火) くろいの出るっ…!
「ゴキブリ取扱説明書」青木皐(あおきのぼる)著を読んだ。
「本当に困っている人のための」薬剤を使わないゴキブリ駆除法の本である。
ハッキリ言って、わたしゃゴキブリよりハトの方をなんとかしてほしいくらいだが、まぁ、読んでみた。ら、ゴキブリの生態や歴史などがわかりやすく書かれ、結構おもしろかった。
著者によると、「私、ゴキブリなんて滅多にお目にかからないわよ」という家庭にも、やつらはごく普通に、集団でいるものだそうである。(寒くなっても、クロゴキブリは休眠し越冬するので、死に絶えたわけではないそうな)。
害虫駆除のプロである著者は、実験用のゴキブリ約3万匹の世話をするうちに、いつしかゴキブリを尊敬し、愛しいとまで思うようになったそうだが、それでも駆除しなければならないと考えるのは、ゴキブリが菌やウイルスの媒介者になったり、糞や脱皮殻がアレルギー性鼻炎の原因になるからだそうである。
駆除しなければならない理由を、気持ち悪いからとか不潔そうだからとかいうような印象的な理由でないあたり、読後はかなり「ああ、ウチもやんなきゃ」と思うのだが。だが。しかし…
これは、かなり手が掛かりそう。ていうか、面倒くさい。
これは確かに、「ほんとうに困ってる人」用だなぁ。
どこまで本気でゴキブリゼロを望むかにかかってる気がする。
ウチはみんな丈夫でアレルギー体質でもなく、尚かつ私はかなりのことなかれ主義で、もしゴキと出会っても見なかったことにしてしまうくらいなので、ただの読み物で終わってしまいそうです。


でもまぁ、そんなこんなで、私は今、俄ゴキブリ博士である。何でも訊いてくれたまえよ。うむ。


ところで、その本のコラムで、「アンケート・500人に聞きました。ゴキブリのニックネーム」というのがあったのですが、その中に「黒い旦那」というのがあって、戦慄しました(笑)
そういえば去年の夏、部屋にヤツが出たとき、友人七軌さんに「同じ黒でも、長身で黒いサバイバルスーツがしっくり馴染む広い背中と厚い胸を持ち、体格だけ見れば欧米人を彷彿とさせ、しかしその物腰ゆえに必要以上の威圧感を与えることがなく、怜悧な横顔は月の光を浴びる石像のような、そんな彼とエライ違いだよ、まったくもうっ」とかメールしましたよ、私も…

2003/11/03(月) 39巻感想(ネタバレ注意!!)
39巻感想です。以下、ネタばれ注意!!!












もう本当に、こときれてしまいそうな高耶さんに、ひたすら動揺している私です。
前巻まで、直江は高耶さんの死を受け入れるべきだ、とか言っていた私ですが、いざとなったらこの有様です。

直江は、受け止めるのですね…
彼はいつでも、土壇場で毅い。そんな気がします。


さて、それは一旦おいておいて、他の感想、いってみたいと思います。

今回、じーんときたのは、やはり千秋です。
チーム夜叉衆!新旧上杉というだけでなく、きっと5人5様、違う正義があるけど。掲げる正義は違っても、一緒に走り続ける。
そういえば、そういう千秋こそ、初登場の2巻から今まで、闇戦国なんて関係ないの、俺は俺の好きにやるの言って、結局高耶さんとこころは一緒だなぁ。
5人で、ひとつの輪っか。
そして、その5人を、上杉全軍を率いるのは、景虎!
なんか、感慨深いです。つか、きっと、本人が一番(笑)。感無量だっただろうな。

あと、高耶・譲、直江・高坂って組み合わせが、面白いな、と思いました。
すごい、懐かしい感じ。
景虎には言わなかった自分の目的を、直江には言っちゃう高坂さん!
ひと一人に、あそこまで拘る直江が、気になるというか気に入るというか…なんでしょうけど、思えば高坂にとって、直江はどういう存在なんだろうなぁ。
目的から考えると、最初は弥勒や景虎をチェックしてると必然的に目に入る存在、というだけだったと思うのですが。いつの間にか、目が離せなくなっちゃったんだろうなぁ。
私は、直江から目が離せない、大きな使命を持ち彼らの3倍生きた高坂が、少し好きかもしれません。
…ちょっぴり何文字か読み飛ばしちゃって、「え、高坂の正体、空海?!」とか勘違いして、仰木さんに対抗して「昔空海というわけだな!」とか言ってるとこを想像したことは、内緒です。今昔空海コンビ…
高耶と譲は…高耶は、景勝とひっくるめて感慨深そうだったけど、日頃から譲、譲言ってる私には、「仰木高耶」と「成田譲」でも、充分、感無量。どこもかしこもツボだけど、ザイル代わりのベルトが最もツボv
しかし、「取り扱い注意」…うーん…危険物。

あと、かっこいいと思ったのが、とうとう信長の押さえ込みに成功!な直江!!
と、公平な記者魂、長与ですね!
直江、もう、ホントすごいよ!!執念だよ…!
長与さんの、あの公平さは好きです。結構初登場時から、私の中ではポイント高し。
しかし、(きれいな眼だったな…)には、「当たり前だっ!!」とか思いました。

あとは、胸騒ぎがしてしかたなく、荒れる千秋や、「ありがとう」「まだ早いぜよ」な嶺次郎や、「ずっと呼んで」たらしい高耶さんなど、ツボだったのですが、ツボとかいうよりも、「イヤーーーっ!!ちょっと、なに、雰囲気出してんのよ、あんたたちー!!」とか取り乱す方に忙しかったです。
しかも、次回、さ、ささ、最終巻…!!!な、なんか、なんか、すっごい、読むのが怖い…
でも。
納得いく結末を、信じております。

2003/11/01(土) 39巻読了
わかってたことだけど、あとがきの3文字に打ちのめされる。
うそだーーーーっっ!!!(号泣)


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